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Channel: 碓井広義ブログ
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早慶戦と映画『ビリギャル』

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話題になったポスター

この週末に行われた早慶戦は、4-0の土曜に続き、日曜も7-2で慶応の負け。

慶応が勝っていれば、1対1となり、月曜が決勝ということで、授業はお休みのはずでした。

私も学生時代、この「早慶戦で月曜休み」ってのが、結構嬉しかったものです。

両校の学生諸君、残念でした。


で、映画『ビリギャル』です。

ほぼ満員。

20代男女、中高生のグループ、そして小学生とその親といった観客層であり、久しぶりで若い衆と一緒に映画を観ました。

基本的にサクセスストーリーと分かっているので、とっても気楽。

ビリギャルの「さやかちゃん」を演じる、有村架純さんも元気いっぱいだし。

受験もさることながら、家庭というか“家族再生”の物語が、重すぎず軽すぎず、いいバランスで描かれていました。

原作本も読みましたが、学年ビリで偏差値30だったさやかちゃんが実行していた勉強法は、奇抜とか変化球ではなく、とても真っ当なものです。

特に、「どこかの大学に合格する」勉強ではなく、「慶応に合格する」ことだけを目指したところに勝因があると思います。

でも、何より坪田先生(演じたのは伊藤淳史さん)の指導が見事でした。

さやかちゃんの目標は三田の文学部(下見のシーンあり)でしたが、合格して通ったのは、SFCの総合政策学部です。

元SFC教員としては、映画の中で、藤沢キャンパスの広大な芝生とか、カモ池とか、校舎とかを見ることが出来るのかなと思っていましたが、残念ながらそういう映像はなく、少しがっかり。

映画が終わってトイレに行くと、小学生の男子たちが「映画の通りやれば、ボクも慶応行けるかな」「行けるかも」とか言っていて、今度は嬉しくなりました。

しかも、家内によれば、通路でも、女子中学生たちが同じような会話をしていたそうです。

すごい教育的効果だ。

というわけで、最終的には予想以上に楽しめた1本でした。



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