(前略)その方がある企画書をくださった。そして、「いいプレゼンは結論が1行になっていないといけない。それから実際に商品を売る営業の気持ちを考えなければいけない。営業を動かすような表現かどうか、結果を1行で表現できるかどうかをチェックしていれば、素晴らしいプランナーになれる。だから頑張れ」と言ってくださった。僕はそれ以来、その企画書に載っているコピーの文字数からレイアウトまで、愚直なまでにまねをして、完璧にその「型」をマスターしました。優れたものをそっくりまねることは基本中の基本だと思います。
「誰が電通人をつくるのか」――白土謙二 最終講演
http://www.advertimes.com/20150605/article192528/
白土さんといえば、「セブンイレブンいい気分」「開いてて、よかった」を思い出します。
なぜか夜中に、いきなり「いなりずし」が食べたくなるケイコさん。
「あなたにはあなたの・・・」セブンイレブン。
上手いなあ、と思いました。
かつての「放送広告の日 特別番組」の取材で、白土さんにお会いしたことがあります。
飄々とした風貌でありながら、話し始めると、きっちり理論派。
「うーむ、これはキレ者だあ」と、ほぼ同世代のクリエイターに感心したものです。
白土さん、長い電通人としてのキャリア、おつかれさまでした。