「言うまいと 思えど今日の 暑さかな」
って、昔の人はうまいこと言うなあ。
ほんと、暑い。
まあ、夏なんだから仕方ないけど、東京も35度を超えていた。
こんな時はどうするか?
映画館がいい(笑)。
確かに、暑くても寒くても、一年中、映画館に行っているわけですが、特に夏は、入館したとたんに包まれるあの冷気が砂漠でオアシス、もはや救いです。
で、観たのは、「ワイルドスピードEURO MISSION」。
人気カーアクション「ワイルド・スピード」シリーズ第6作。リオの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニクの前に、FBI特別捜査官ホブスが現れ、高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニクとそのチームに協力を要請。ドミニクは、死んだはずの元恋人レティが、その組織を率いる元エリート軍人のショウに協力していると聞かされ、その真偽を確かめるためにもホブスの依頼を引き受ける。相棒のブライアンら仲間のドライバーたちを招集し、ショウ一味を追跡するドミニクだったが……。監督は、シリーズ第3作からメガホンをとっているジャスティン・リン。
これが何というか、猛暑からの避難にはぴったり。
いや、涼しげとかではなく、むしろ暑苦しいくらいのカー・アクション
やらボディ・アクションなんだけど、暑さから来るストレス解消にはぴったりなのだ。
まず、バカバカしいくらいのシチュエーションを、きっちりしっかり映像化していること。
それに、一見暑苦しいアクション男たちも、実に可愛げがある。
そして何より、クルマ好きにはたまらない、カー・アクションの連打
また連打。
「どんだけ壊せば気が済むんだ?」っていうくらい、惜しげもなく走
っては壊す。
トータルで、料金以上のエンターテインメントになっているがお見事。
しばし外の暑さも、仕事や宿題も、さまざまな人生的煩悶も忘れて、ひたすら失踪、いえ疾走でした。