押してはいけない、切り替えてはいけない、人生のスイッチかあ。
6つのエピソード。
いずれも、なかなかエグイです。
他者の“怒り”って、その深さというか、度合みたいなものは、分かっているようでいて、本当のところは分からなかったりします。
気をつけないと、命にかかわるぞ、と。
何しろ、どのエピソードでも、かなりの暴力が行使されます。
一番好きなのは、ヒコーキの中でのお話でした。
中身は、見てのお楽しみということで。
アルゼンチン映画というのも珍しい。
この作品には、タンゴの激しさと笑い、そして苦味が効いています。
脚本・監督はダミアン・ジフロン。
名前を覚えておいていい才能だと思います。