派遣労働見直しでテレビ局大慌て
美人キャスター、お天気お姉さんは
3年で見納め?
派遣労働の見直しを検討していた厚労省の研究会が、どんな仕事でも派遣期間を「原則3年」に統一するという最終報告案をまとめた。これに早くも大慌てなのが、テレビ局だ。
番組ディレクターやプロデューサー、アナウンサーは、現行の労働者派遣法では通訳や秘書などとともに「専門性の高い26業種」に含まれ、期間制限がない。
ところが、最終報告案通りに法改正され無期限が撤廃されれば、最長で3年までしか働けなくなってしまうからだ。
「あらゆるテレビ番組には、制作会社からプロデューサーやディレクターなど数多くのスタッフが派遣されています。
制作会社からの派遣ディレクターがいないと番組が成り立たないケースも少なくありません。
彼らが3年で辞めさせられるとなれば、現場は大混乱です。テレビ局も正社員の教育に真剣にならざるを得ないでしょう」
(上智大の碓井広義教授=メディア論)
――後略――
(日刊ゲンダイ 2013.08.22)
・・・・また、記事では、みのもんたや宮根誠司といったメーンキャスターはともかく、地方局からフリーに転身した女子アナや、キャスターたちが心配だとしている。
果たして、「今月いっぱいで卒業です」が頻発する事態になるのか?