「週刊新潮」で、山崎豊子さんの連載小説が始まった。
タイトルは「約束の海」。
挿絵にある通り、海上自衛隊の潜水艦から話が始まっている。
現在のところ(というか、まだ第1回だが)、登場人物は潜水艦「くにしお」に乗り組んでいる自衛官ばかりだ。
当然ながら、これからどんな展開になるのか見当もつかない。
とにかく、来年90歳を迎える作家の“新作”、しかも連載を、リアルタイムで読むという体験ができること自体、なんとも凄いじゃないですか。
今週の「読んで、書評を書いた本」は、以下の通りです。
山口恵以子 『月下上海』 文藝春秋
塙 和也 『自民党と公務員制度改革』 白水社
筒井康隆 『偽文士日碌』 角川書店
青島広志 『クラシック漂流記』 中央公論新社
山田宏一 『ヌーヴェル・ヴァーグ』 平凡社
岡崎武志 『蔵書の苦しみ』 光文社新書
* 書いた書評は、
発売中の『週刊新潮』(8月29日秋風月増大号)
読書欄に掲載されています。