スキャンダル査定!「大幅ダウン」なヤツラ
みのもんた×坂東英二
老醜度3番勝負!
銭ゲバ 詭弁術 悪あがき
11月9日、文化放送の冠番組で、みのもんた(69)は島倉千代子の葬儀に触れ、死者を冒涜するかのような発言をした。
「私の復帰第一作。南青山の斎場、私のカムバックにふさわしい
舞台がそろったじゃないですか!」
さらには、「12時半ちょい前には行きます」と、メディアをたきつけるかのように参列予告までしてのけたのだ。
一方の坂東英二(73)は、会見で、みずからの「脱税問題」に触れ、
こう言い放った。
「カツラは経費で落ちるが、植毛はダメだった」
もはや老醜をさらすばかりの2人について、アサ芸世代1000人にアンケートを実施すると、ともに約8割が「引退」、もしくは「休業」すべきと答えた。
有効回答数も実に9割を超えたほどで、「みっともなさすぎです」「自分が間違っていないと確信するのは、認知症が始まっている証拠」と、いずれも厳しい意見ばかり。
思想家の内田樹氏は、老醜コンビと世間のバッシングの両方をいさ
める。
「悪いことしたほうもきちんと謝らず責任を取らずにいる。批判するほうも群れに隠れて匿名で石を投げるようなことをする。双方に節度がないという印象です」
一方、上智大学教授でメディア論の専門家である碓井広義氏はこう分析する。
「年齢的なことだけで醜いと捉えられているのではないと考えます。一般の人で年収200万円が少なくない時代、1〜2時間だけ話して400万円もくれる世界がどこにありますか。駄弁を垂れ流すことで
これだけのお金をもらえる場所はテレビ以外ありえない」
そもそもテレビは、水道・ガスなどと違い、なくとも生活に困るものではない。つまり2人もまた生活必需品ではないのだ。
「謙虚にそのことを受け止めなければならないし、『俺がいなければ回らない』などと誤解している彼らを、世間は裸の王様だと感じているのだと思います。紳助さんの件もあり、おふたりとも、テレビというおいしい世界からいったん離れたら、戻るのは難しいということを良く知っているから執着している。それが醜いとみられているのだと考えます」(前出・碓井教授)
自分の立場が見えない2人
ベテランの芸能記者が語る。
「みのが自身で降板を決めたのは、カネに関する暴露報道が効いたからです。自身の豪邸や会社の資産、TBSの株を取得し、局から特別扱いされていたことなどが明らかになりました。このことで5?近く痩せ、憔悴しきった果てに降板を決意したのです」
一方、坂東は脱税に至った原因をこう釈明した。
「個人のカネと事務所のカネを1人の経理が管理していて、どんぶり勘定のような状態になっていました」
坂東といえば、これまで財テクを売りにした自著「金はこうして儲けるや」(主婦と生活社)で、脱税を指南する内容も記載している。
前出・芸能記者が語る。
「リーマン・ショックの時期に、坂東のギャラが高すぎることが問題になった。それを察して坂東は、「ギャラを下げたので使いやすくなりました」とファックスを送り、営業をかけて出演機会を増やしていた。
今回の休業でカネに困窮しているとの報道もあったが、実際は所有していた不動産を売却して3億円近い収入を得ている」
また、みのは自身への逆風を次男の問題が原因としてきた。前出・芸能記者が語る。
「問題の本質は女子アナへのセクハラのせいで、スポンサーが離れ、局内の不要論が過熱したことです。それをすり替えて実の息子を公然と罵倒する姿は詭弁としか思えません。
弁明会見のあとに週刊誌に出まくっていましたが、インタビューでは質問は受け付けず、自分の話だけを一方的にまくしたてて席を立つということを繰り返しています。対する坂東は、“脱税”を植毛に絡めて笑いを取り、話を矮小化しようとした」
前出・碓井教授が語る。
「2人の共通点は、自分が今どういう状況に置かれている、客観的に見る目を持てなくなっている、それを老醜と呼ぶのではないでしょうか。
昨日今日のことだけで、今回の事態が起きたわけではない。それぞれがこれまでしてきたこと、言ってきたこと、その“負の部分”を視聴者はカウントしており、反感が一気に噴出したのです」
醜くしか見えない2人の銭ゲバ、詭弁、悪あがき・・・・老醜勝負はがっぷり四つと言えそうだ。
(アサヒ芸能 2013.11.28特大号)