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Channel: 碓井広義ブログ
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週刊新潮で、日テレ「zero」有働キャスターについてコメント

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有働由美子の「zero」いよいよ2週目 
“初値”高きがゆえに…
いよいよ2週目に突入、元NHKアナウンサー・有働由美子がメインキャスターを務める「news zero」(日本テレビ系)。

8日の放送では、月曜レギュラーの嵐・櫻井翔に向って笑いかけ何度もカメラ目線を外したり、相変わらず有働サン、“らしさ”全開だ。

「夜11時からのニュースといえば今日一日の出来事を知るのが目的で見るものですが、有働さんの番組は一日の出来事が分からない、“社会情報ショー”といったところでしょうか」

とは、上智大学(メディア文化論)の碓井広義教授。

「でも櫻井君に無邪気に笑いかけてしまう“天然さぶり”が彼女の売りなんですね」

前任の村尾信尚キャスターの頃は一桁台を低迷していた視聴率も、初回は10.0%の二桁超え。以降も、10.4、7.9、8.4%と続いた(ビデオリサーチ調べ)。この新規上場、まずは上々のようだ。

ただ、作家の麻生千晶さんは、こう評する。

「初日なんて見ていられませんでしたよ。冒頭の挨拶は噛みまくり、本庶佑さんのノーベル賞受賞で生中継した山中伸弥教授とのやり取りでは相手を遮って話してしまうなど、イライラさせられました。慣れないCMのタイミングで気がせくのは分かりますが、民放の報道番組は短い時間でパッパと切り替えていかないと」

“初値”高きがゆえに、なんとやらである。

NHK「あさイチ」では、“ワキ汗”“セックスレス特集”など女性の本音を晒し、主婦層の共感を呼んだ。が、酔眼朦朧(すいがんもうろう)の男性も多い深夜となると勝手は違ってくる。

「もちろん彼女も承知の上。服装も注意して見てるんですが、こげ茶のワンピースや白のブラウスなど地味なモノトーンに抑え、派手な衣装は着ない。50歳を目前にしてジャーナリストを目指すと独立した有働さんに失敗は許されません。テレビの世界、一度飽きられたら消えていくのは早いですよ。半年後に、どうなっているかですね」(麻生さん)

1回のギャラは120万円とされる有働サン。荒波を覚悟しているに違いない。

(週刊新潮 2018年10月18日号)


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