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Channel: 碓井広義ブログ
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週刊新潮で、元NHK「登坂アナ」について解説

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セクハラ騒動の登坂淳一、
なりふり構わぬ姿 バラエティで下ネタも
かつてのお堅いイメージは、どこへやら。端正な公家顔から、NHK時代は“麿(マロ)”の愛称で親しまれた登坂淳一アナ(47)。フリーになって早々にセクハラ問題でミソを付けた。

復帰を目指し、なりふり構わずか、バラエティ番組では、なんと性に目覚めた時のことまで告白。これには、あのマツコ・デラックスも大仰天で……。

その“ぶっちゃけトーク”が飛び出したのは、10月29日の深夜番組「月曜から夜ふかし」(日テレ)でのことだった。放送記者が言う。

「全国の注目されないニュースを取り上げるという企画で、登坂アナがキャスターとして登場しました。ニュース原稿を読んだのですが、そこで登坂アナについての様々な質問も、番組側から投げかけられたのです」

例えば、今回の出演依頼を受けた理由について聞かれると、次のように回答。

「僕には選ぶ権利はございませんのでオファーを頂いたら出させていただこうと」

また、NHKを退職した際に門出を祝ってくれたかと聞かれれば、

「いやいやいや門出は……、門出はちょっと祝ってはくれないと思います」

さらに白髪が増えた事情も披露。すでに十分開けっ広げだが、何よりも驚かされたのは、“オ○ニー体験”を聞かれた時のことである。

「初ニーは、中イチニー」

登坂アナは、ニュース原稿を読むかの如く、何の躊躇もせずに打ち明けたのだ。これには、番組MCのマツコと関ジャニ∞の村上信五も慌てふためき、

マツコ「この潔さがいい方向に行ってほしいね」

村上「ちょっともう、きれてはったで」

NHK時代の姿とあまりにもギャップがありすぎて、2人のリアクションもぎこちなくなるほど、笑撃的な告白だったというわけだ。

いつまでも続かない

登坂アナと言えば、今年1月、NHKを退職してフリーに転向。4月からフジテレビの「プライムニュース イブニング」でのキャスター起用が決定していた。ところが、その矢先に7年前の札幌放送局時代に起こしていたセクハラ行為を週刊文春が報じたことで、御破算となった。

テレビ関係者によると、

「NHKを辞めて、収入は1億円近くになると言われていたのですが、それもパーとなりました。代わりに単発のバラエティ番組に出演し、セクハラの話題でイジられることが多い。再現VTRの役者をしたこともあります」

ただし、バラエティのギャラは1本当たり、10万からせいぜい20万円程度。人生設計は大きく狂ってしまったに違いない。

上智大学の碓井広義教授(メディア文化論)は、

「ご本人は、将来的にはキャスターとして復帰したいと思っているかもしれませんが、セクハラ騒動を起こしていたとあっては、正直、難しい。今は、下ネタOKのキワモノやヨゴレ扱いでもいいから、とにかく売り込みたいという考えなのでしょう。とはいえ、今のようにバラエティ番組からの依頼が、いつまでも続くはずはありません。現状のキャラを消費し尽くされてしまった時が心配ですね」

もはや元NHKアナウンサーの勲章は見る影もなく……。身から出たサビとはいえ、無我夢中のキャラが痛すぎる。

(週刊新潮 2018年11月15日号)

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