テレビマンユニオン会長・重延さんの新著『テレビジョンは状況である〜劇的テレビマンユニオン史』(岩波書店)。
知っていること、知らなかったこと、気づいたこと、よりわかったこと、いずれも興味深く読んだ。
重延さんは現在も、「世界ふしぎ発見!」のプロデューサーを務めている。
1986年の開始当時からだから、すごいものだ。
その「世界ふしぎ発見!」は、14日の放送で1600回を迎えた。
制作、経営、テレビ論。
今後、テレビについて考える上で、この本は欠かせない一冊になるはずだ。
今週の「読んで、書評を書いた本」は、次の通りです。
重延 浩 『テレビジョンは状況である』 岩波書店
末井 昭 『自殺』 朝日出版社
渡辺京二 『万象の訪れ』 弦書房
杉田紀雄 『世界の路面電車』 北海道新聞社
* これらの書評は、
発売中の『週刊新潮』(12月19日号)
読書欄に掲載されています。