発売中の「週刊ポスト」最新号に、大河ドラマ『軍師官兵衛』に関する記事が掲載されました。
テーマは、秀吉の「朝鮮出兵」をどう描くのか。
うーん、脚本家も制作陣も、結構悩むところではないでしょうか。
記事では、歴史学者や時代考証の専門家などと並んで、話をさせていただきました。
以下は、私の「予測」部分です。
記事全体は、ぜひ本誌をご覧ください・・・・
テレビドラマに詳しい上智大学の碓井広義教授は、朝鮮出兵を「全く描かないわけにはいかない」としてこんな描写を予想する。
「現地ロケは不可能だし、中途半端に出兵を大きく取り上げると韓国の怒りに油を注ぐ。結局はピンポイントで1シーンのみ描くなど、イメージ映像で処理すると思います。
本当に最小限の描写にとどめるというならば、『〜がありました』とナレーションだけの紹介もありえますが、そこまで及び腰になっては作品としてのクオリティが落ちる。賛否はあろうと、朝鮮における官兵衛の業績は、史実としてきちんと映像化してほしい」
(週刊ポスト 2014.02.07号)
・・・・大河ドラマとなると、内外からさまざまな注目のされ方をします。
「歴史認識」といった言葉も出てくるでしょう。
まあ、「外交問題に発展」なんてことにならなければいいのですが(笑)。