横尾忠則さんの新著で、エッセイ集の『絵画の向こう側・ぼくの内側』(岩波書店)を読んでいたら、急に小説も読みたくなった。
さっそく横尾さんのWEBサイトで、小説集『ぶるうらんど』(文藝春秋)を注文。
届いた本の表紙をめくると、お願いしておいたサインもあって。
うーん、なんだか、すごい。
サインも作品です(笑)。
で、小説『ぶるうらんど』ですが、会話が延々と続く、とても不思議な味わいで、まさに「泉鏡花賞」がふさわしい作品でした。
今週の「読んで書評を書いた本」は次の通りです。
横尾忠則 『絵画の向こう側・ぼくの内側』 岩波書店
伊兼源太郎 『事故調』 角川書店
楡 周平 『ミッション建国』 産経新聞出版
本の雑誌編集部:編 『本屋の雑誌』 本の雑誌社
日高勝之 『昭和ノスタルジアとは何か』 世界思想社
* これらの書評は、
発売中の『週刊新潮』(7月31日号)
読書欄に掲載されています。