先週の「金曜オトナイト」にゲスト出演していただいた、みうらじゅん
さん。
そのみうらさんの近著が「マイ京都慕情」(新潮社)だ。
まず、タイトルの「京都慕情」が泣かせますね(笑)。
もちろん京都はみうらさんの故郷ですが、「京都慕情」っていえば、
渚ゆう子さんのヒット曲。
「♪ 恋は 恋は 弱い女を どうして 泣かせるの〜」であります。
この本は、一般的京都案内なんかじゃなく、みうらさんの「個人史的京都」が並んでいます。
卒業した小学校とか、デートで歩いた道だとか、まあ、みうらさんに興味のない人にはどーでもいい場所ばかり(笑)。
しかし、みうらファンはそこにハマるわけで・・・。
番組の収録が終わった後、持参した本にサインもいただきました。
この「自筆自画像」が、かなり嬉しい。
「マイお宝殿堂」入りの一冊です。
さて、今週の「読んで、書評を書いた本」は、以下の通りです。
木皿 泉 『木皿食堂』 双葉社
蜂飼 耳 『空席日誌』 毎日新聞社
滝田誠一郎 『開高健名言辞典 漂えど沈まず』 小学館
岡田斗司夫
『超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略』
マガジンハウス
* 書いた書評は、
発売中の『週刊新潮』(7月18日号)
読書欄に掲載されています。