公開されたばかりの映画『テラフォーマーズ』を見てきました。
火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」と人類の壮絶な戦いを描いた大ヒットコミックを、鬼才・三池崇史監督のメガホンにより実写映画化。主演を「悪の教典」でも三池監督とタッグを組んだ伊藤英明が務め、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬ら豪華キャストが集った。2599年、人口増加による貧富の差が激しくなる日本では、新たな居住地開拓のために「火星地球化(テラフォーミング)計画」が始まっていた。しかし、火星の気温を上げるためにコケとともに放たれたゴキブリが異常進化してしまう。そのゴキブリたちを駆除するため、15人の日本人が火星に送り込まれるが……。
原作未読、予備知識無しのまま、映画館へ。
何しろ、三池崇史監督作品なので、とりあえず無条件参加(笑)。
「三池流の国産SF?」くらいのつもりだったのですが、いや、なんというか、びっくりぽん(懐)な内容で。
以前、ポール・バーホーベン監督の『スターシップ・トゥルーパーズ』(97年)という作品があって、人類と、笑っちゃうくらい大量の“宇宙昆虫”との壮絶な戦いを見たことがあるのですが、こちらの敵は、いわば“宇宙ゴキブリ”でありまして・・・。
その征伐のために、“海猿”の伊藤英明さんが、海ならぬ宇宙に出張(でば)ってるんだから、本作の伊藤さんは“宇宙猿”でしょうか。
“宇宙猿”VS. “宇宙ゴキ”!
三池作品に出演している武井咲さんを見るのは、『愛と誠』以来でした。
今回の武井さん、なかなか衝撃的なことになっております。
菊地凜子さんは、『パシフィック・リム』などを想起させ、貫禄十分。
小池栄子さんは、宇宙でも違和感なし。
そうそう、エンドロールでは、「特別協賛 アース製薬」の文字が目に飛び込んできて、嬉しくなってしまいました。