ミッドタウンへ。
21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「コメ展」を見てきました。
日本人の主食といえば、コメ。私たちはコメを当たり前のように食べる。日常茶飯、気にもかけずに胃袋に収める。でも、ちょっと待った。このありふれたものを“デザインの力”で目の前に引き止め、いろんな角度からその本質を見てみようよ!という企画展が、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されている。グラフィックデザイナー・佐藤卓氏と文化人類学者・竹村真一氏のディレクションによる「コメ展」である。両氏の同会場における共同企画は、「水」をテーマにした「water展」(2007)に続くものだ。
「私たちの文化の根幹をなすコメのありようを新鮮な目で見つめ直していきます」というのが佐藤卓さんたちの企画意図です。
それに従って構成された展示は、当たり前の存在と思っていた「お米」について、発見や再発見に満ちた刺激的なものでした。
ちなみに、フツーのご飯茶碗に盛られたご飯は、米粒3000個だそうです。
その一粒が出来上がるまでの課程に、日本文化のベースとなる要素が、びっしりと詰まっているのだ。
いやあ、お米は深い!(笑)
「コメ展」は、6月15日までやってます。