朝日新聞が掲載を拒否した両誌の広告
「朝日新聞」が、「週刊文春」と「週刊新潮」の広告掲載を拒否。
この件で取材を受けました。
拒否の理由は、明らかにされていません。
広告の内容(朝日に関する見出し部分)が「違っている」と判断したからでしょうか。「嘘の情報は紙面に載せられない」と考えたのでしょうか。
それとも、朝日にとって「不都合」「不利益」だと思ったのでしょうか。
もしも、両誌に書かれている内容が「間違っている!」と言うなら、きちんと反論すればいいのです。記事のどこが、どんなふうに誤りなのかを。
市民(読者)は「文春」や「新潮」を読み、そして「朝日」の反論を読んで、自身で内容の当否を判断すべきだと思います。
広告拒否は、そうした機会を読者から奪うことにつながります。
また、この広告には「慰安婦問題に関する追及キャンペーン記事」だけでなく、当然、ほかの記事に関する情報も含まれていました。
朝日の読者は、その情報を得ることも出来なかったことになります。
それと、言うまでもありませんが、広告は「情報」であるだけでなく、「表現」であり、「文化」です。
そのことについて、朝日はどう考えているのか。
このあたりも、かなり気になります。