うーん、面白い。
東京編が始まって数日たつが、やはり面白い。
はい、「あまちゃん」です(笑)。
もちろん、心配はある。
ドラマ前半の北三陸は、一種の“ユートピア”みたいな環境だったけど、東京はそうはいかない。
しかも、後半でアキが過ごすのは、これまで朝ドラが一度も扱ったことのない、「芸能界」というトンデモナイ場所だ。
そりゃ、あそこには、欲も、ウソも、裏切りも、あります。
テレビプロデューサーを20年やった私が言うんだから、間違いない(笑)。
前半の、ほっこりしたユートピアに慣れた視聴者が、見たくもない欲や、ウソや、裏切りを見て、朝からイヤな気分になったら困るなあ、
などと心配していた。
でも、今のところは大丈夫(笑)。
さすが、クドカン!です。
その辺り、実に細かい配慮をしつつ、「配慮なんてしてませんよ」と言いたげな軽妙さで、物語をずんずん進めている。
というわけで、「あまちゃん」に関する取材を受ける機会が、今週も続いています。
本日も、某雑誌に、お話させていただきました。
なぜ、こんなに、話すことがあるんだろう(笑)。
それが、魅力的なドラマの「証し」なんですね、きっと。