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Channel: 碓井広義ブログ
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週刊現代で、「昭和の英雄」マイ・ベスト3を選ぶ

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発売中の「週刊現代」最新号に、「昭和の英雄 マイ・ベスト3」という特集が掲載されました。

タイトル:
56周年&通算2800号記念
有名人100人が選んだ
「昭和の英雄」マイ・ベスト3
トップ30を発表(前編)

この記事で、選者の一人となっています。


私が「マイ・ベスト3」に選んだのは・・・・

長嶋茂雄
昭和30年代に少年時代を過ごした者にとって理屈抜きのヒーロー。あの頃は野球中継といえば巨人戦ばかりで、日本中の子どもたちが背番号3に憧れ、草野球をする時もサードを守りたいと思ったものだ。何より、あの天性の明るさが魅力だった。デビュー時の4打席フルスイングによる連続三振。日本プロ野球史上初の天覧試合での劇的なサヨナラホームラン。引退に際しての「我が巨人軍は永久に不滅です!」の言葉。それらすべてが物語であり伝説だ。

石原裕次郎
映画が“娯楽の王様”だった時代がある。次に来たのが、お茶の間にテレビが君臨した時代だ。石原裕次郎は、この2つの時代をスターとして生き抜いた稀有な俳優である。日活で量産されたプログラム・ピクチャーも、「太陽にほえろ!」や「西部警察」などのアクション・ドラマも、製作の先頭に立った映画「黒部の太陽」も、見る者を元気づけ、明日へと向かわせる力があった。また、病に倒れても、裕次郎は裕次郎であり続けた。自らが生きた伝説であることを熟知しており、大衆の願望に殉じた、ヒーローらしい最期だった。

三島由紀夫
昭和の年号がそのまま年齢と重なっていた、まさに昭和の作家だ。言葉と肉体とで文学を生きた三島は、“文士の時代”を体現した最後の一人ではないだろうか。昭和20年代から40年代半ばまで、文学のみならず、文化の最前線に立ち続けた驚くべき才能。今年は生誕90年であり、没後45年にあたる。衝撃的な最期は今も謎に満ちており、作品が読み継がれるのと同様、三島由紀夫という物語は続いている。




そして、100人が選んだ「ベスト30」の上位は・・・

1位 長嶋茂雄
2位 美空ひばり
3位 田中角栄
4位 王 貞治
5位 本田宗一郎
6位 黒澤 明
7位 手塚治虫
8位 力道山
9位 高倉 健
10位 古橋広之進




(週刊現代 2015年4月25日号)


・・・・ちなみに、私が長嶋茂雄と共に選んだ石原裕次郎は14位、三島由紀夫は22位でした。

記事全体は、ぜひ本誌をご覧ください。


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