「週刊新潮」最新号で、菜々緒さんが出演している、auのCM「乙姫登場」篇などについてコメントしています。
“ドS”キャラで闊歩する股下85センチ「菜々緒」姫
「開けちゃダメッつってんだろぉが!」
ドスのきいた声で、玉手箱に手をかけた金太郎を怒鳴りつける乙姫――。
演じているのは、身長172センチ、体重46キロ、股下85センチの美脚と美貌を誇るモデルで女優の菜々緒(26)。
「綺麗なニューハーフかと思ったほど、吹っ切れた演技です。ボンデージを着ているわけでもないのに、ムチを持たせたら、そのままSMの女王になれそうなくらいハマっている」
と唸るのは上智大学の碓井広義教授(メディア論)。
6月から放映されているauのCM「乙姫登場」篇である。auは桃太郎(松田翔太)、金太郎(濱田岳)、浦島太郎(桐谷健太)といったおとぎ話の主人公“三太郎”をCMに起用。犬のお父さんでCM好感度8年連続1位の座から、ソフトバンクを引きずり下ろしたばかり。この勢いをかって加わったのが“ドS”キャラの乙姫だったのである。
その菜々緒姫、立て続けにドSキャラでCMに出演。
たとえば、ブランド品買い取りの“ブランディア”では、「もらったプレゼント沢山あってぇ」と自称モテるタイプの先輩女子に、(自分で買ったんじゃない?)とつぶやく腹黒さ。
12日より放送されている“ファブリーズMEN”では、電車で乗り合わせたアツ過ぎる松岡修造に笑顔で、(スーツあっせ臭いの、気付いてねえな、こりゃ)と悪魔のような囁き……。
「綺麗なOL役や優しいお嬢さん役はいくらでもいますが、男にも女に対しても高飛車に上から目線で演じて、ウケる女優はなかなかいない。これだけ続けているのは本人も腹が据わったからでは」(前出・碓井教授)
ちなみに菜々緒姫は埼玉出身。ドス声のイントネーションは完璧だ。
(週刊新潮 2015年6月25日号)