発売中の「週刊新潮」最新号に、滝川クリステルさんが「声優」に挑戦、という記事が掲載されました。
この記事の中で、コメントしています。
芸能界って、いろんな“需要”があるものですね。
“左斜め45度”は復活しない
声優「滝川クリステル」
“お・も・て・な・し”の次は声優だ!
フリーアナウンサーの滝川クリステル(37)が声優に挑戦するという。テレビアニメで本人役に声を当てたことはあったが、本格的な演技は初めて。
「5月のカンヌ国際映画祭で、非コンペティション部門に出品された『リトルプリンス 星の王子さまと私』です。現地では、マリオン・コティヤールと、意外にも初カンヌという津川雅彦さんらがレッドカーペットを一緒に歩いて話題になりました」(業界関係者)
サン=テグジュペリの「星の王子さな」の後日談を描いたアニメ映画である。“エディット・ピアフ”を演じて、アカデミー賞主演女優賞ほか数々の賞を総なめにしたコティヤールはオリジナル版の声を務め。津川氏は日本語版で年老いた元飛行士の声を演じる。
で、クリステルはといえば、日本語版のバラ。
「この起用について配給のワーナーは“フランス出身で『星の王子さま』への理解も深く、うっとりとする艶のある声が、物語のヒロインでもあるバラにぴったり”と言っています」(同)
とはいえ、コティヤールと同じ役。そんなに演技派だったっけ?
「ある意味演技派かも。確かに彼女はフランス生まれですが、2~3歳の時に来日し、日本の小学校に入学。一時、フランスに戻って、中学から大学までは日本。それなのに、いかにもハーフっぽい、たどたどしい話し方が不思議でした」とは上智大学教授の碓井広義氏(メディア論)だ。
しかし、“左斜め45度”が人気だった『NEWS JAPAN』(フジ系)、『Mr.サンデー』(同)のキャスターを終えると、彼女を見かけるのはCMばかり。
「キャスターの時も原稿を読むだけで、自分を出しませんでしたからバラエティでは使いにくい。あの美貌はCMの仕事にはぴったりですが、顔が見えない声優となると・・・」(同)
化けるか、化けの皮が剥がれるか。
(週刊新潮 2015.07.16)