発売中の週刊新潮で、今期のドラマについてコメントしていました。
特集のタイトルは、
『出来不出来が分かれた「夏ドラマ」辛口採点表』。
いわば総当たりみたいな感じで、各ドラマを俎上に載せています。
「辛口採点」を行っているのは、以下のようなメンバー(登場順)。
・コラムニストの丸山タケシさん
・上智大学教授の碓井広義さん
・ライター&イラストレーターの吉田潮さん
・作家の麻生千晶さん
・コラムニストの林操さん
いやあ、「よくぞ集めた」っていうくらい、ドラマには一家言ある辛口の皆さんで、私などずいぶん甘口のほうです(笑)。
私のコメント部分だけピックアップしておきます・・・・
「Woman」日本テレビ
・このドラマは彼女(満島ひかり)の代表作になるでしょう。
・1時間観たらぐったりと疲れてしまう。10人が10人ともこの重さに
ついていけるとは思わない。
・満島がいい演技をすればするほど内容は重くなりますが、こういう
本格派のドラマもあっていい。
「ショムニ2013」フジテレビ
・江角以外のメンバーが総入れ替え。前回の方がパワーに満ちていて魅力的だった。
「半沢直樹」TBS
・あまりよく言われないバブル世代に焦点を当てているのも新鮮。
「DOCTORS2 最強の名医」テレビ朝日
・堺(雅人)と違い、沢村(一樹)見たさにチャンネルを合わせたわけではないでしょう。それより、主人公のライバルであるエキセントリックな外科医を演じる高島政伸(46)の怪演ぶりがお見事。医療ドラマといえばフジという印象がありましたが、テレ朝は米倉涼子主演「ドクターX」もヒットさせましたし、いい鉱脈を見つけました。
フジテレビのドラマについて
・今のフジは“広末を出しておけば観るだろう”“織田を出しておけば大丈夫だろう”という感じ。「ショムニ」も「救命病棟」も焼き直しで、他局と比べても企画力に欠ける。役者を並べるのは得意なようですが、中身が伴っていませんね。
(週刊新潮 2013.07.25特大号)
・・・・この特集記事で、辛口の皆さんの評価を読めば、夏ドラマの
実相がよ〜くわかるので、興味のある方は、ぜひ本誌をお読みください。