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Channel: 碓井広義ブログ
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女優・内田有紀の魅力は「わけあり感」にあり

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内田有紀、来年1月放送の
連続ドラマで広末涼子と初共演
内田有紀が16年1月にスタートのドラマ「ナオミとカナコ」(CX系/木曜22時)で広末涼子と初共演することが、11月13日に明らかになった。

同作は、奥田英朗による同名小説のドラマ化で、内田は主演の広末演じるOL・小田直美と共に、“DV夫”の殺害計画を企てる主婦・服部加奈子役を演じる。

トップアイドルから見事女優へと転身を果たし、数多くの映画・ドラマで活躍。今クールも、天海祐希主演の「偽装の夫婦」(NTV系)に出演中の内田の魅力について、上智大学文学部新聞学科教授の碓井広義氏は、

「“わけあり感”が魅力です。過去の離婚、プライベートがなかなか見えてこないという点も関係しているのかもしれませんが、彼女には明るく元気な役柄よりは、影のある役柄が合います。

彼女の再評価のきっかけとなった作品で、引きこもりの役を演じた『最後から二番目の恋』にしても、足が不自由なシングルマザー役を演じている、現在の『偽装の夫婦』にしてもそう。彼女の“わけあり感”がうまく活かされた時、視聴者の印象に残ります。

おそらく今、彼女は単に「内田有紀」という美人女優を欲している作品ではなく、自身の持ち味が出せる作品を選んでいるのではないでしょうか。最近はそのチョイスがぴたっとはまっている気がします」とコメントする。

17歳の時にドラマデビューした内田も11月16日に40歳を迎えた。円熟味溢れる演技派女優として、今後、多くの作品でその存在感を発揮していくことだろう。

(コンフィデンス 2015.11.23号)





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