昭和45年11月25日から、ちょうど45年
四谷から富士山を望む 1970年11月25日、三島由紀夫自決。 昭和45年に、45歳で亡くなってから、ちょうど45年になります。 今年も、四谷キャンパスの研究室から見える、市ヶ谷の防衛省(旧市ヶ谷駐屯地)に向かって、合掌しました。 毎年この日は、その年に出版された“三島本”を読みます。 今回は、佐藤秀明:編『三島由紀夫の言葉 人間の性(さが)』(新潮新書)。...
View Article週刊誌で予測した、小林幸子とμ'sの「紅白」出場決定!
先日、NHK「紅白」に関して、「週刊新潮」の取材を受けました。 その際、小林幸子と『ラブライブ!』声優9人組μ's(ミューズ)の出場を予想するコメントをしていたのですが、NHKが26日に発表した内容によれば、なんと、どちらも出場メンバーに入っていました(笑)。 以下は、発売中の「週刊新潮」最新号の記事です。 ウエルカム!紅白 「小林幸子」のNHK貢献度...
View Article週刊大衆で、「大晦日のテレビ」についてコメント
「目玉なし紅白」で民放が血眼に! 「大みそかテレビ視聴率戦争」舞台裏 終わり良ければ、すべて良し! テレビ各局は有終の美を飾るべく大晦日の夜に大勝負を仕掛けてくる。本誌は、今年の各局の特番情報を独占キャッチ! はたして、2015年最後の夜を制するのは!?...
View Article書評本: 工藤美代子 『皇后の真実』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 工藤美代子 『皇后の真実』 幻冬舎 1836円 日本でテレビ放送が始まったのは昭和28年である。この年のNHK受信契約数は、わずか866。しかし6年後の34年には346万と激増する。4月に行われた「皇太子ご成婚パレード」を見るためだった。そんな皇室人気の中心に当時の美智子妃、現在の皇后がいた。...
View Article女優・内田有紀の魅力は「わけあり感」にあり
内田有紀、来年1月放送の 連続ドラマで広末涼子と初共演 内田有紀が16年1月にスタートのドラマ「ナオミとカナコ」(CX系/木曜22時)で広末涼子と初共演することが、11月13日に明らかになった。 同作は、奥田英朗による同名小説のドラマ化で、内田は主演の広末演じるOL・小田直美と共に、“DV夫”の殺害計画を企てる主婦・服部加奈子役を演じる。...
View Articleしっかり“ドラマ度”を高めている「孤独のグルメ」
日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。 今回は、テレビ東京「孤独のグルメ」を取り上げました。 テレビ東京系「孤独のグルメ」 目立たぬよう、しかし確実に “ドラマ度”が高まっている 「孤独のグルメ」の初登場は3年前。この秋、堂々の第5シリーズである。しかも、これまでの深夜バラエティ枠から、「ドラマ24」というブランド枠へと移行した。いわば“看板ドラマ”として認知されたことになる。...
View Articleまだ見てないなら、お急ぎを!今期ドラマ「最終案内」
10月に始まった今期の連続ドラマが、いずれも終盤に入った。「下町ロケット」ばかりが話題になっているが、中には隠れた名品もある。まだ見てないなら、お急ぎを。 ●TBS系「コウノドリ」 綾野剛がノンシャランと魅せる異色の産科医 「下町ロケット」の大ヒットで影が薄くなっているが、同じTBS系の隠れた佳作としてオススメしたいドラマがある。「コウノドリ」だ。...
View Article女性セブンで、好調の「あさが来た」についてコメント(1)
発売中の「女性セブン」最新号で、好調のNHK朝ドラ「あさが来た」についてコメントしました。 その一部がNEWSポストセブンにアップされたので、転載しておきます。 あさが来た 有名ではない題材のため 期待感持て人気との分析...
View Article芸歴50年目で「石倉三郎」映画初主演のワケ!?
石倉三郎が芸歴50年目で映画初主演 大ベテランによる初主演続く 名脇役として知られる石倉三郎が11月22日、都内で行われた初主演映画『つむぐもの』(16年春公開)の完成報告舞台挨拶に登場した。 同映画は、日韓国交正常化50周年記念作品で、ある日突然、脳腫瘍で倒れた石倉演じる頑固な和紙職人と、ひょんなことから彼の介護をすることになった韓国人女性との交流を描いたヒューマンドラマ。...
View Article女性セブンで、好調の「あさが来た」について解説(2)
発売中の「女性セブン」最新号で、好調のNHK朝ドラ「あさが来た」について解説しました。 その記事がNEWSポストセブンにアップされたので、転載しておきます。 先日の続き、という感じです。 『あさが来た』あさ 大変なことが起きる直前目が大きく開く 朝の連続テレビ小説『あさが来た』が絶好調だ。視聴率は放送開始から7週連続20%を超え、11月20日には番組史上最高視聴率25%を記録した。...
View ArticleNEWS23「意見広告」問題について
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、「NEWS23」意見広告をめぐる問題について書きました。 圧迫される放送の自律と報道の自由 事業者の見解 示すべき 11月の中旬、紙面全体を使った意見広告が読売新聞と産経新聞に掲載された。題して「私たちは、違法な報道を見逃しません」。...
View Article成長した“朝ドラ女優”瀧本美織のドラマ10「わたしをみつけて」
日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。 今回は、NHKドラマ10「わたしをみつけて」について書きました。 NHKドラマ10「わたしをみつけて」 修業の旅に出ていた朝ドラ女優が 成長して“故郷”へと帰還 土曜ドラマの秀作「破裂」に続き、ドラマ10「わたしをみつけて」の舞台もまた病院である。しかし、こちらの主人公は医師ではなく准看護師だ。...
View Article週刊朝日で、「流行語大賞」についてコメント
流行語大賞でクレーム殺到 “アベ政治”タブー化で沈黙 今年話題になった言葉を選ぶ「2015ユーキャン新語・流行語大賞」。12月1日に発表されたが、「世相をあらわしていない」と疑問の声が上がっている。 年間大賞の発表に先立ち、選考委員らは「今年は政治の季節だった」「政治色が強かった」「主役は永田町にいた」と「政治」を強調したにもかかわらず、大賞に選ばれたのは「爆買い」「トリプルスリー」。...
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