日経MJ(日経流通新聞)に連載しているコラム「CM裏表」。
今回は、市川実日子さんが出演している、大塚製薬 「エクエルジュレ」CMについて書きました。
大塚製薬 「エクエルジュレ」
仕事も恋も自分流
ヒロインは永遠だ
女優・市川実日子さんにはリケジョ(理系女子)がよく似合う。映画「シン・ゴジラ」ではゴジラの生態を探る、環境省課長補佐・尾頭ヒロミを演じていた。冷静沈着で無表情。しかもその情報処理能力と解析力は抜群だった。
またドラマ「アンナチュラル」では法医学者の三澄ミコト(石原さとみ)を支える臨床検査技師・東海林夕子だ。プライベート優先で合コンの常連だが、仕事は完璧でミコトの信頼も厚かった。
そんな市川さんが姉妹と雑談中だ。彼氏が「(つき合う女性が)キレイ過ぎるとギクシャクする」と言ったらしい。「あたし、キレイじゃないから」とジャブを返すと、彼氏は慌てて「いや、すっごいキレイだよ」とフォローしたと笑う市川さん。なーんだ、のろけ話か。
30~40代の女性には仕事も恋もマイペースで歩んで欲しい。そんなメッセージが伝わってくる。だって、これからも「ヒロインは、つづく。」のだから。
(日経MJ「CM裏表」2018.06.04)