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Channel: 碓井広義ブログ
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【書評した本】 『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』ほか

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週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。


矢部万紀子 
『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』
ちくま新書 864円

朝ドラが描く女性の生き方、働き方をめぐるコラム集。『ゲゲゲの女房』(2010年)、『カーネーション』(11年)、『あまちゃん』(13年)、そして『ひよっこ』(17年)など11作品が並ぶ。ヒロインたちの何に共感し、どこに憤るのか。朝ドラは時代を鮮明に映し出している。


柳下毅一郎
『興行師たちの映画史 新装版』
青土社 2,592円

映画が利益だけを目的とする「見世物」だとしたら。そんな刺激的な視点で編まれた陰の映画史だ。リュミエールやメリエスによるエキゾチズムへの誘いに始まり、奇形ホラー映画、セックス映画など、世にエクスプロイテーション(搾取)フィルムの種は尽きない。

(週刊新潮 2018年6月7日号)


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