「TBSレビュー」
2018年9月23日(日)
あさ5時40分〜6時
ブラック・ペアン〜医療ドラマのあり方
この10年間、日曜劇場には何人もの名医が登場した。
だが「ブラック・ペアン」の主人公渡海征四郎は過去のどの医師とも違う。
渡海は成功率100%の天才外科医だが性悪で金に汚い。「オペ室の悪魔」と呼ばれる一方、繊細な面を併せ持つ。実に捉えどころのない人物だ。
このドラマのパターンは、鳴り物入りの最新医療機器が通用せず窮地となったその時、満を持して主人公が登場、見事に患者の命を救うというものだ。
そこに視聴者は大いなるカタルシスを感じる。 日曜日の夜に相応しいワンパターン、賛否はあるだろうが…。
番組ではブラック・ペアンを例に医療ドラマのあり方について、またドラマにおけるリアリズムの描き方について探っていく。
<出演>
キャスター:秋沢淳子(TBSアナウンサー)
今回の出演者:伊與田英徳(プロデューサー)
碓井広義さん(上智大教授)
番組webサイトより