「本の場所」で
碓井広義「倉本聰のドラマ世界」を語る。
2019年4月13日 土曜日
18時開演(17時半開場)
表参道「本の場所」
脚本家・倉本聰、84歳。新作『やすらぎの刻(とき)~道』はもちろん、これまでも『北の国から』や『前略おふくろ様』など語り継がれる名作を数多く手がけてきました。
その一方で、自身の信念に従って大河ドラマでさえも降板し、キャスティングにも積極的に関わっていく。また役者が読む台本の一字一句にもこだわるという”伝説”を持っています。
私は現在、大学の教壇に立っていますが、元々は20年にわたってテレビ界にいました。この稀代の脚本家に出会ったのは、テレビマンユニオンでプロデューサー修業をしていた1983年、スペシャルドラマ『波の盆』(笠智衆主演、実相寺昭雄監督)の現場です。以来36年にわたって師事してきました。
新著『ドラマへの遺言』(新潮新書)は、さまざまな風評に彩られた師匠に、不肖の弟子が過去と現在の一切合切を聞いた一冊です。その過程で知った「創作の秘密」60年分を基に、「倉本聰のドラマ世界」についてお話させていただこうと思います。
碓井 広義
完全予約制です。
申込みは、以下の「本の場所」へ。
本の場所
ドラマへの遺言 (新潮新書)倉本聰、碓井広義新潮社