NHK・BS1「グローバルディベートWISDOM」。
3月1日(土)夜10時からの放送に、生出演することになりました。
テーマは、「世界が語る メディアの未来 2014」。
http://www.nhk.or.jp/wisdom/index.html
約1時間50分の生放送、ぜひご覧ください!
<番組について>
2010年に始まったウェブサイトと国際討論番組
「プロジェクト WISDOM」は、これまで、
地球上の切実な課題に向きあい格闘する100人を超える
「WISDOM(英知)」たちのネットワークを構築してきました。
そして今、多くの大国のリーダーが変わりゆく2012年、
「プロジェクトWISDOM」は
「グローバルディベートWISDOM」へと、生まれ変わります。
世界と日本が抱える“グローバル・アジェンダ”に鋭く切り込む
白熱した議論を繰り広げる討論番組へと進化・深化します。
日本人論客をフィーチャーし、
世界からの視座と日本発の着想がクロスする
“世界標準の最先端の議論”を行い、
問題の解決策を探っていきます。
<今回の内容>
「4K」「8K」など高解像度のテレビや、新たなOSを搭載したスマートテレビ、身につけるウェアラブル機器の登場など、技術革新が急速に進む中、映像メディアは大きな変貌を遂げています。映像コンテンツも、もはやテレビの独占物ではなくなり、放送局や制作会社を超え、さまざまな形で生み出されるようになっています。
アメリカの動画配信大手の「ネットフリックス」は、ユーザーのビッグデータをもとに独自にドラマを制作し、人気を博していて、エミー賞やゴールデングローブ賞を獲得するまでになっています。また、ネット販売大手アマゾンも独自にネット上のスタジオを設け、映画制作の才能発掘に乗り出すなど、エンターテイメント分野の映像コンテンツをめぐっては、異業種が参入するなど、新たなビジネスモデルを模索する動きが活発化しています。
こうした動きは、映像ジャーナリズムの世界にもおよんでいます。ネット通販大手イーベイの創業者は、動画ニュースを配信するメディアを創設し、新たな収益源にしようとしています。また、市民や消費者が自ら動画ニュースを配信する動きも起きています。デジタル化の進展は、放送局や専門の制作会社しか手にできなかった高画質の撮影機材、編集ソフトなどを普及させ、ハード面ではすでに作り手と受け手の境界を消し去っているのです。
一方で、これまでテレビなどの従来の映像メディアが培ってきたニュースや番組の制作能力や人材が危機に瀕するのではないか、と危惧する声もあります。高度なスキルやノウハウなくして、公平性や中立性などを保てるのか、興味本位のコンテンツが氾濫するのではないか、などの懸念の声です。 番組では、メディアの変容が激しいアメリカやヨーロッパの映像ビジネスの最前線を独自取材。テレビを中心とするメディアの未来はどうなるのか、メディアビジネスのあり方はどう変わるのか、そして、変容する映像メディアは世界に何をもたらすのか、議論します。
(番組サイトより)
キャスターの滝川クリステルさん 真下(ましも) 貴アナウンサー