新潮文庫、今月の新刊を2冊、入手。
小澤征爾・村上春樹 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』
内田樹 『呪いの時代』
例によって、単行本にはない、「文庫版あとがき」や「解説」が楽しめます。
『小澤征爾さんと・・』には、村上さんが以前「考える人」に寄稿した、「厚木からの長い道のり」が収録されていて、やはり一読の価値ありです。
『呪いの時代』のカバー。題字は、内田先生ご本人の筆によるもの。
そしてイラストが、天才・南伸坊画伯なのですが、似ているような、似てないような(笑)。
さて、今週の「読んで書評を書いた本」は次の通りです。
西澤保彦 『下戸は勘定に入れません』 中央公論新社
伊藤彰彦 『映画の奈落〜北陸代理戦争』 国書刊行会
荒木経惟 『往生写集』 平凡社
夢枕 獏 『幻想神空海』 マガジンハウス
小林信彦 『「あまちゃん」はなぜ面白かったか』 文藝春秋
* これらの書評は、
発売中の『週刊新潮』(7月3日号)
読書欄に掲載されています。