発売中の「週刊新潮」最新号に、俳優の松田龍平・翔太兄弟に関する記事が掲載されました。
この中で、コメントしています。
記事タイトル:
「松田優作」の背中が遠い 「龍平」「翔太」芸能界の明暗
亡き父の後を追って、着実に芸能界での地歩を固めつつある長男・龍平さん(31)に対して、次男・翔太さん(29)は、という内容ですね。
例によって、記事全体は本誌をご覧ください。
以下、私のコメント部分です・・・・
「龍平さんは2007年に出演したNHKのドラマ『ハゲタカ』で評価が高まった。龍平さんが演じたIT企業の社長は、何を考えているか分からず、捉えどころのない男。普段は笑顔も見せないが、一旦?やる?と決めたら突き進む。そういう役柄を演じている時の彼は、父である松田優作を思わせるものがあります」
と、上智大学の碓井広義教授(メディア論)は語る。
「ですから、龍平さんと翔太さん、どちらが親父に近いかといえば、それは龍平さんの方だと思います。その表情からは読み取れないものの、きっと内面では色々な葛藤を抱えているんだろうな……。そんな思いを、彼は見る人に抱かせることができる。そういった演技は父親譲りだと思います」
・・・・続いて翔太さんについてですが、記事によれば、出演したフジテレビ『海の上の診療所』の収録現場で「俺はこんな役やりたくねえ」とゴネたとか、事務所の移籍問題などに触れています。
で、翔太さんの今後について、私のコメントは・・・・
先の碓井教授の話。
「個人的な意見としては、翔太さんは兄と同じ事務所に移ったことだし、一度兄と共演してみるといい。兄弟でぶつかり合うことで翔太さんの力も湧くだろうし、起爆剤になるはず」
草葉の陰の父もそれを望んでいるに違いない。
(週刊新潮 2014.10.02号)
・・・・龍平さんはもちろんですが、翔太さんもいい役者ですので、ぜひ、いい方向に行ってほしいと思っています。
いや、ホントに(笑)。