発売中の「週刊現代」(2014.08.09号)に、『決定!NHK大河ドラマ
「最高のヤマリ役」は誰か』という特集記事が掲載されました。
この中で、コメントしています。
ただし、私が受けたアンケートは、記事タイトルにあるような「役者」とか「ハマリ役」を問われるものではなく、「大河ドラマ53作品のうち、好きな作品ベスト5を挙げてください」という要請でした。
参考までに、以下が私の回答です。
本文には、この中の「赤穂浪士」の部分が載っています。
記事全体は、ぜひ本誌をご覧ください(笑)。
大河ドラマ53作品のうち、
好きな作品ベスト5
【1位】 竜馬がゆく
まず司馬遼太郎の原作自体がすこぶる面白い。その原作がもつ青春物語としての魅力を最大限に引き出していた。主演の北大路欣也、演出の和田勉、両者のエネルギーが激突した成果だ。
【2位】 太閤記
ドラマの冒頭に、関ケ原付近を疾走する新幹線を映し出して、視聴者の度肝を抜いた。ストーリーは知っているはずなのに、若き名優・緒形拳の熱演が新たな秀吉像を見せてくれた。
【3位】 源義経
「判官びいき」という言葉に象徴されるように、日本人のメンタリティを揺さぶる主人公。ソウルフードならぬ、ソウルドラマと呼んでもいい。歌舞伎の尾上菊之助(義経)と、新国劇の緒形拳(弁慶)という画期的なコンビも最強だった。
【4位】 赤穂浪士
起伏に富んだ物語展開、名場面の連続、そして大スターたちの競演。まさに「ザ・大河ドラマ」というべき古典的名作である。
【5位】 利家とまつ〜加賀百万石物語〜
何より、「夫婦」を主人公にした発想が秀逸。さらに、武家にとって「戦時」の合戦ばかりではなく、「平時」もまた命懸けの戦場だという視点も新鮮だった。
■あなたにとって、大河ドラマとはどのような存在ですか?
歴史から「男の人生」を学ぶ教科書。