今週、19日のテレビ朝日「グッド!モーニング」に、インタビュー出演しました。
<内容概略>
就任から1年、数々の発言で物議をかもしてきたNHKの籾井勝人会長が民主党の会合で議員と激論になった。
籾井会長は経営計画のために民主党の会合に呼ばれたはずだったが、問われたのは理事全員に辞表を出させていた問題だった。籾井会長は「よくあること」と述べ、発言の撤回を求められたがしなかった。
さらに話題は歴史認識にも及んだ。2月5日の会見で籾井会長はいわゆる従軍慰安婦問題を放送するかについて「政府のスタンスが見えない、慎重に考えなければならない」と発言。
これを民主党に「政権よりだ」と批判されると「極めて大きな外交問題に発展するおそれもあるからよく考えて従軍慰安婦問題は扱っていかなければならないという認識」とした。民主党は今後も予算委員会などで追及するとしている。
会合後、言い争いとなった階猛議員は「なぜか激高されて最後にはくだらん、というような話しまでされるというのは想定しがたい異常な反応」とした。
一方政府の加藤勝信官房副長官は「籾井会長については良い放送番組を引き続き提供していただくことで期待している」と話した。
上智大学の碓井教授はNHKのあり方について、「国がやっていることも含め、何かしら課題や問題があるならばきちんと探求して伝える、多角的・多面的な意見を提示するのがNHKの役割」と述べた。
(2015.02.19「TVでた蔵(TV DATA ZOO)」より)