新潮文庫が、創刊から100年になるそうです。
めでたい!
100年記念出版として、「日本文学100年の名作」と銘打った中短編のアンソロジーの刊行が開始されています。
100年を10年ずつで区切って、全10巻の予定。
編者が、池内紀、川本三郎、松田哲夫の3氏というのが素晴らしい。
第1弾が「夢見る部屋」。
第2弾は「幸福の持参者」。
どちらも、なかなかいいタイトルです(笑)。
今週の「読んで書評を書いた本」は次の通りです。
ロジャー・ホッブス:著、田口俊樹:訳 『ゴーストマン 時限紙幣』
文藝春秋
下村敦史 『闇に香る嘘』 講談社
曽根中生 『曽根中生自伝〜人は名のみの罪の深さよ』 文遊社
三輪裕範 『50歳からの知的生活術』 ちくま新書
松久信幸 『お客さんの笑顔が、僕のすべて!』 ダイヤモンド社
撮影:石川直樹ほか 『The Nude』 日本カメラ社
練馬区立美術館:編 『あしたのジョー、の時代』 求龍堂
* これらの書評は、
発売中の『週刊新潮』(10月9日号)
読書欄に掲載されています。