↧
【気まぐれ写真館】 本番前のスタジオ
↧
秋学期のラスト授業(大学院)
秋学期の授業は今週末まで。
大学院の「放送論特講」も本日で終了。
まずは、おつかれさま!
↧
↧
秋学期のラスト授業(テレビ制作1)
Aクラス
Bクラス
グループで映像制作を行う「テレビ制作1」。
最終日の今日は発表会でした。
全体テーマは「ソフィア文学館」。
作家とその作品を紹介する番組というコンセプトで、それぞれに作り込んだ映像作品5本が完成しました。
今度のオープンキャンパスで公開する予定です。
まずは、おつかれさま!
↧
働く女性への声援ドラマ「問題のあるレストラン」は期待大!?
日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。
今週は、「問題のあるレストラン」(フジテレビ)を取り上げました。
フジテレビ「問題のあるレストラン」
期待大!働く女性への声援ドラマ
「いい仕事がしたい」と思うのは男性も女性も同じだ。そのために頑張ったりもする。ところが会社はまだまだ男性中心。女性たちはパワハラやセクハラなどに耐えながら働いている。
しかし人格どころか人としての尊厳まで踏みにじられては黙っていられない。女性たちは力を合わせて反撃に出る。真木よう子主演「問題のあるレストラン」(フジテレビ系)はそんなドラマだ。
真木が勤めているのは飲食会社。高校時代の友人で同僚でもある女性が、あまりにひどいセクハラを受ける。自分のことでは我慢していた真木も激怒し、「バケツで水かけ」という復讐を決行。クビになってしまう。
第1回では、そこまでの経緯を真木に関わりのある女性たちが語っていた。彼女たちは、会社が経する店のすぐ近くでレストランを開くという真木の企てに参加する面々であり、各々の“問題のある”キャラクター紹介も兼ねていた。さすが坂元裕二の脚本だ。
座長である真木はもちろん、チームのメンバーも実にパワフルだ。映画「私の男」の二階堂ふみ、朝ドラ「あまちゃん」の松岡茉優、同じく朝ドラ「ごちそうさん」の高畑充希など若手女優の競演となっている。
真木と坂元とスタッフには、「最高の離婚」という実績がある。笑って泣ける、働く女性への声援ドラマとして期待大だ。
(日刊ゲンダイ 2015.01.21)
↧
宝田明さんの「反戦の訴え」を遮った「NHK」について解説
毎日新聞で、「宝田明さんの反戦の訴えを遮ったNHK」について解説しました。
<特集ワイド>
NHKの番組で
反戦の訴えを遮られた、宝田明さん
「人間として言うべきこと」
お笑いコンビ「爆笑問題」のNHKでの政治家ネタの却下、昨年末の紅白歌合戦でのサザンオールスターズの演出……テレビと政治を巡る問題の議論がかまびすしい。実は昨年の衆院選のさなかにも、NHKの姿勢を疑わせる「事件」が起きていた。ベテラン俳優、宝田明さん(80)が「あの時は、俳優である以前に人間として感じていることを申し上げたのですが……」と振り返った。【庄司哲也】
◇「間違った選択しないよう選挙で…」にアナ「各自、思うところが」
旧満州引き揚げ時、頭に銃口、腹に銃弾受ける
「『おや? 何か止められるような発言をしたかな』。あの瞬間に浮かんだのは、そんな疑問でした」。初主演作品「ゴジラ」(1954年)の公開当時のポスターを飾った東京都内の事務所。銀幕のスターらしい落ち着いた口調で宝田さんは語り始めた。
その問題が起きたのは昨年12月3日、NHKの情報番組「ゆうどき」(午後4時55分〜6時)への生出演時。
「人生ドラマチック」というコーナーで、宝田さんは自身の近況や「ゴジラ」への思いとともに、幼少期を過ごした旧満州(現中国東北部)のハルビンでソ連軍の侵攻を受け命からがら日本に引き揚げた体験を披露し、「戦争は人間の大罪」と語った。そして、女性アナウンサーから「戦争を全く経験していない世代に伝えたいことは」と問われると、こう述べた。
「無辜(むこ)の民が無残に殺されるようなことがあってはいけませんね。国家の運命というのは、たかが一握りの人間の手によってもてあそばれている運命にあるんですよ。だから間違った選択をしないよう、国民は選挙を通じて、そうではない方向の人を選ぶのか、あるいはどうなのか……」
宝田さんが言葉を継ごうとすると、聞いていた男性アナウンサーが突然、「その辺は各自、思うところがあるでしょうから、個々の選択がありますけどね……」と、制止するかのように割って入った。
さらに「戦争を知っている世代として、これからもいろんな演技を見せていただきたいです。ありがとうございます」と、コーナー終了を“宣言”してしまったのだ。
だが、コーナーは終わらなかった。いったんは「そうですね」と応じた宝田さんが再び口を開き、きっぱりと言い切った。「声を大にして、戦争は絶対起こしちゃいけないということをメッセージし続けていきたいと思います」。ぎこちない空気の中、ようやく画面が切り替わった。
当時の心境を宝田さんが説明する。「最後の、大きなピリオドを打つ言葉が言えずに止められたという気持ちは確かにありました。だから、これだけは言わせてもらいたいと……」。事前にNHK側から発言内容などへの注文は一切なかったという。
<宝田さんナイス><リスペクトします>。ネット上では「制止」にもひるまず信念を語った俳優への称賛が飛び交った。宝田さんが仕事で名古屋を訪れると、年配の女性たちに囲まれ「見ましたよ。よくぞ言ってくれました」と拍手される一幕もあった。
一方、NHKの姿勢については<必ずしも安倍政権批判とは言えないだろ。いちいち問題にするなよ><「間違った選択をしない政治家を選ぶべき」。言ってることは至極まともだよね>などの否定的なネット意見があった。
男性アナウンサーはなぜ、発言を遮ろうとしたのか。
問題の放送は衆院選の公示日の翌日だった。宝田さんは慎重に言葉を選びながら「反戦」を訴えたが、男性アナは話が選挙に及んだことに驚き、特定の個人名や政党名が出るのを危惧して“自主規制”した可能性はある。昨年は、安倍政権が憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を可能にする閣議決定をした年でもあった。
碓井広義・上智大新聞学科教授(メディア論)は「ゆうどき」放送の2日後、ある民放系BS放送の番組で宝田さんと一緒になり、じかに戦争体験を聞いた。
「宝田さんは引き揚げの際にソ連兵から頭に銃を突きつけられ、腹に銃弾も受けている。『戦争は大罪』も『無辜の民を殺してはならない』も、イデオロギーではなく体験に基づいた当たり前の主張です。そうならないように正しい選択をしようと言っているだけなのに、選挙に言及したから一律にダメというのはおかしい」と、疑問を投げかける。
問題の背景として、籾井勝人NHK会長の「政府が右と言っているものを左と言うわけにはいかない」といった発言や、自民党がNHKや在京民放テレビ局に送った選挙報道の「公平中立」を求める要望書(昨年11月20日付)の影響を指摘する。
「籾井会長は『個人的な発言』としていますが、トップの意向が作用しないわけがない。そこに自民党の要望書が心理的圧力として加わり、現場が勝手にそんたくしたのではないか。そもそも要望書は『法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、または規律されることがない』と番組編集の自由を保障した放送法3条に抵触しかねません。NHKの過剰反応ぶりには、息苦しさを感じますね」
宝田さんの発言への「制止」についてNHKに見解を尋ねたが「個別の内容については、お答えしていません」との回答だった。
「これは見えざる大きな力ですね」。宝田さんの表情が曇ったのは、NHKが「爆笑問題」の政治家ネタを却下したことを伝える記事を見せた時だった。「政治家をネタにしたコントやパロディーを笑ってくれるなら、国民も、その社会も健全だと言えるんじゃないでしょうか」。そして「私にも似たことがあったんです」と打ち明けた。
数年前、NHKのバラエティー番組内のコントで、ある国会議員役を務めた。台本にどう演じるかは書かれておらず、思案の末、アドリブで時の首相、麻生太郎氏の口調をマネして演じてみた。ところが、スタッフが飛んできた。「面白いのは分かるんですが、今は微妙な時期なのでで……」と小声でささやかれ、結局、別のキャラクターを演じた。
「どんな職業でもそうかもしれませんが、(不特定多数の)皆さんがお客さまですからね。こんな発言をすると観客が減るとか、あの人に嫌われるとか、そんな短絡的な理由から、お利口さんにして口をつぐみ、八方美人的に生きてきたんです。でもね……」と俳優は続けた。
「60歳を過ぎた頃から、自問するようになったんです。『おい、いつまでもノンポリでいられるのか、宝田よ』と。俳優は後から身につけた職業。だったら生身のお前の意見はどうなんだ、人間として何を言わなきゃいけないんだ、と。それからは、言うべきことは言ってきたつもりです。もちろん、先日のNHKの番組でもね」
「物言えば唇寒し」。そんな出来事が芸能界で相次いでいる中、大俳優が自らの信念で語る言葉と、その重みに圧倒される。
(毎日新聞 2015年01月21日 東京夕刊)
戦争体験を伺った、BSジャパン「大竹まことの金曜オトナイト」
↧
↧
秋学期のラスト授業(メディアと文化)
定員120名の授業「メディアと文化」。
他学部・他学科の学生諸君にもオープンにしているのが特徴です。
秋学期は「実相寺昭雄監督」にスポットを当て、その作品群を解読してきました。
師匠の一人である実相寺監督をめぐる授業が実現できたこと、とても感慨深いものがあります。
まずは、おつかれさまでした!
↧
秋学期のラスト授業(テレビ制作2)
↧
秋学期のラスト授業(視聴覚教育)
↧
秋学期のラスト授業(3年生ゼミ)
↧
↧
今週の「金曜オトナイト」は、岡田圭右(ますだおかだ)さんと・・・・
BSジャパン
「大竹まことの金曜オトナイト」
2015年1月23日(金)
夜11時30分~深夜0時00分
【ゲスト】岡田圭右(ますだおかだ)
<出演者>
レギュラー:大竹まこと、山口もえ、碓井広義(上智大学教授)
進行:繁田美貴(テレビ東京アナウンサー)
ゲスト:岡田圭右(ますだおかだ)
<番組内容>
◆流出ワイド◆
秘)ヨーグルト!トマトジュースにコーラ!?
アレを温めて飲んで身体ポカポカ
ホットドリンクが流行中!!
◆特捜!オトナイト最前線◆
ニッポン再発見!
社会派!?目指す今井Dが
大晦日大阪までヒッチハイク里帰り!
果たして大晦日中にたどりつけるのか!?
そこには知られざる人情とドラマがあった!
◆文化情報コーナー◆
岡田圭右おススメの映画
初彼女とのデートでいった思い出の作品
『グレムリン』
今週の「もえちゃん」
↧
【気まぐれ写真館】 新千歳空港 2014.01.23
↧
【気まぐれ写真館】 札幌 2014.01.23
↧
札幌で、HTB「イチオシ!」
荒天の北海道へ。
羽田空港では、「天候の状況によっては羽田に引き返すか、旭川に降りる場合があります」とアナウンスがありました。
幸い、私が乗った便は無事、新千歳空港に到着しました。
一瞬、外に出てみると、確かに雪と風が強い。
札幌へ移動し、HTB「イチオシ!」の生放送です。
ニュースコーナーで、例の「イスラム国 人質事件」についてコメント。
ネットなどに流れる「自己責任論」にも触れました。
「イチオシ!」は、間もなく3000回を迎えるそうです。
プロ野球でも「3000本安打」は大記録。
3000回は、開始からMCを務めるヒロ福地さんをはじめとする全ての出演者、そしてスタッフの皆さんの総合力による大成果です。
少し早いですが(笑)、おめでとうございます!
今週の「国井美佐アナウンサー」
↧
↧
アサヒ芸能で、「ふなっしー」について解説
“ふなっしー”に共演NGリストがある?
真相を徹底追及!
この年末年始もテレビに出ずっぱりだったゆるキャラ・ふなっしー。消えるどころか今年もますます活躍が続きそうだが──。
最近ふなっしーが「増長している」という話がある。
「中の人はかなり神経質で、ふなチェックと呼ばれる厳しい事前台本チェックがあったり、過去にひどい扱いを受けたことのある有名人をことごとく共演NGに指定するそうです」(テレビ局関係者)
そのリストには、女優の米倉涼子(39)や内田有紀(39)、SMAPの木村拓哉(42)、モデルの中村アン(27)などがあげられているという。
実はこれらの指定には一つ一つ理由があった。
米倉は、13年10月14日放送「お試しかっ!」でドラマ宣伝にふなっしーが応援に来た際、しかめっ面をして「苦手」と発言。共演していた内田も終始イヤそうな表情をしていた。木村拓哉は14年3月17日放送「SMAP×SMAP」の一コーナーで、
「最初見た時、何だコイツって思った」
と上から目線で対応。中村アンにいたっては13年10月14日放送「うわっ!ダマされた大賞」でこうのたまったのだ。
「めっちゃ臭い」
その後、これらの人物とふなっしーが番組で絡んだことがないことからNGリストの存在がささやかれ始めた。ふなっしーの人柄を知人が明かす。
「基本的に腰が低くて性格もいい人。サービス精神旺盛で、収録の合間でも声をかけられたら
あの独特の動きで楽しませてくれます」
米倉・内田の件も、
「テレビだから」
と一蹴。「臭い」発言にはツイッターで、
「あれは台本なっしー」
とフォローした。収録中に暑そうなふなっしーを気遣い、氷などをくれたキムタクには感謝しているという。
また、バラエティは当日打ち合わせが基本で「ふなチェック」もありえないというが‥‥。
ただしカネには“几帳面”のようだ。
「仲のいい尼崎市のゆるキャラ・ちっちゃいおっさんと『ゆるキャラ同士なめられないようにしようね』って対策会議をしているようです」(知人)
チャリティ番組に出演した時には、
「ギャラもらったなっしー」
と喜びのツイートをして放送局から出禁処分が下されかけたこともあったという。本人はNGリストなどの話をどう思っているのか。船橋市内にある「ふな屋敷」を直撃したが人の住む気配がない。
「ファミレスとか接骨院に行ってる時まで記者が乗り込んで来たからイヤになったみたいです」(近隣の住民)
大家の女性に話を聞くとこう語ってくれた。
「帰ってきている時は、駐車場に小さい車がありますが、最近はあまり見かけませんね」
ふなっしーについて上智大学文学部新聞学科(メディア論)の碓井広義教授はこう評価する。
「ふなっしーの凄さは自己プロデュース能力の高さ。彼は自分が世間にどう位置づけられているのか、何がウケてるのか客観的に見る目を持っていると思う。人のイメージは一瞬にして変わる。ふなっしーのイメージを脅かす事態になりうると判断して、もし共演NG指定をしているのだとしたら、逆にあっぱれ。視聴者は1人の力でここまで来たことに爽快感すら感じているのです」
まだまだ今年もこの人気は続きそうなっしー!
(アサ芸プラス 2015年1月23日)
↧
HTB「イチオシ!モーニング」土曜日 2014.01.24
MCの依田アナ、愛里さん
五十幡アナ、藤尾さん、土井さん(気象予報士)、背中は岩本さん
今週の「木村愛里さん」
↧
【気まぐれ写真館】 札幌 2014.01.24
↧
【気まぐれ写真館】 千歳市「柳ばし」にて 2014.01.24
↧
↧
書評した本 『ペテン師と天才~佐村河内事件の全貌』ほか
「週刊新潮」での書評、今回書いたのはノンフィクションです。
『ペテン師と天才~佐村河内事件の全貌』
神山典士
文藝春秋
昨年2月、「現代のベートーベン」「全聾の天才作曲家」と称賛されていた佐村河内守の“虚構”が暴かれた。その作品は音楽家の新垣隆が手掛けたものであり、全聾などの障害も世間の注目を集めるための設定に過ぎなかったのだ。
なぜこんなことが起きたのか。その疑問に答えるのが本書だ。著者は週刊誌でのスクープをはじめ、この事件と直接関わり続けてきたジャーナリストである。
佐村河内は自分を売り出すために、「聴覚障害」「被爆二世」「クラシック音楽」という3つの迷宮を作り上げる。その物語を増幅し、神話化させていったのがマスコミであり、中でも2013年3月放送のNHKスペシャル『魂の旋律~音を失った作曲家』の影響は大きかった。
番組は耳鳴りなどに苦しみながら作曲しているという佐村河内に密着。「闇の中からつかんだ音みたいな、そういったものこそ僕にとっては真実の音なんじゃないかな」などと語る姿を一種のカリスマとして描いた。放送後はネット上に感動の声が溢れ、CDの売り上げも急増した。「Nスペ」のブランド力によるものだ。
実は、この番組には佐村河内がまさに作曲しているシーン、楽譜に書き込んでいる映像が無い。耳が全く聞こえないのに作曲するという核心部分を映像で押さえないまま番組にしていたのだ。なぜそうなったのか。事実よりも「現代のベートーベン」という“物語”と“感動”を優先させたからだ。
著者はこの番組を「取材過程も編集内容も全くジャーナリズムの常道を逸脱したもの」「佐村河内の存在価値を持ち上げるための報道」だったと厳しく批判する。
本書の長所は著者が自分自身を棚上げしていないことだ。自らを含むマスメディア全体が佐村河内の虚構づくりに加担した“加害者”であることを踏まえ、「自分の欲望にあまりに正直なペテン師」と「便利に使われた音楽馬鹿の天才」の起こした事件の実相に迫っている。
『安倍官邸の正体』
田崎史郎
講談社現代新書
誰がどのように国の方針を定めるのか。著者によれば、核心の事柄は首相、官房長官、主席秘書官の3人で決める。注目すべきは「最高意思決定機関」としての正副長官会議の存在だ。ここでの協議で方針を固め、政府全体を動かすのだ。国家権力の構造が見えてくる。
『2015年版 間違いだらけのクルマ選び』
徳大寺有恒、島下泰久
草思社
第1作の登場は76年。VWゴルフを紹介してクルマのスタンダードを提示した。愛情に裏打ちされた国産車への厳しい目と共に、徳大寺有恒の名を世に知らめた一冊だった。昨年11月に急逝した著者の「最後の原稿」を掲載したのが本書だ。クルマの伝道師に合掌。
(週刊新潮 2015.01.22号)
↧
週刊新潮で、「佐村河内事件」新垣隆氏についてコメント
発売中の「週刊新潮」最新号に、「佐村河内事件」新垣隆氏の芸能活動に関する記事が掲載されました。
この中で、コメントしています。
新垣 隆
「佐村河内守」と共犯関係だったのに
一人勝ちで潜在視聴率8%の脚光
「私は佐村河内さんの共犯者です」。ゴーストライターを務めていた作曲家の新垣隆氏(44)は、昨年2月の会見でそう“自白”していたはずだが、佐村河内守氏(51)の収入が途絶えた今、テレビにも引っ張りだこ。明暗がくっきり分かれた格好だが、はて、“禊”は済んだのかしらん。
(以下、記事のポイントです。詳細は本誌をご覧ください)
・CDの発売中止、損害賠償などで、苦しい台所事情の佐村河内氏。
・対照的に、昨年12月だけで、テレビ出演が17回にものぼった新垣氏。
・新垣氏をゲストで起用した民放プロデューサーの談話。「“これをやってほしい”と頼むと、まず断らずに受け入れてくれる」
・日テレの番組での、お笑い芸人顔負けのサービスぶり。
・別の民放関係者が言う。「ギャラが安く、視聴率も取る。費用対効果が高い」。
・新垣氏を知る音楽関係者は「自分の音楽をPRするために割り切ってテレビに出ているのですが、道化師のようで見ていられません」
・・・・続いて、私のコメントになっています。
また、こんな声もある。
「”佐村河内事件”の当事者であり共犯者ともいえる人物を、テレビに引っ張り出して、カメラの前で”おもちゃ化”する制作側の感覚が第一におかしい。しかし、騒動の総括や整理が済んでいない中、バラエティに出る新垣さんにも大きな違和感を覚えます」(上智大学の碓井広義教授)
新垣氏に伝えようとしたが、何でも断らないはずの新垣氏が返事をくれない。聞きたくない声に耳を傾けるくらいなら、クワガタと戯れるということか。
(週刊新潮 2015.01.29号)
↧
【気まぐれ写真館】 ベイマックス
↧