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Channel: 碓井広義ブログ
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猛暑の夏こそ映画館(4) 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」

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よく頑張るなあ、トム・クルーズ。

毎回、結果はともかく、「前作を上回るエンターテインメントに」という意欲、サービス精神が伝わってきます。

ストーリーには、サスペンスとしての起伏があって、飽きさせないような工夫が施されていますが、時々、緊張感がゆるむ瞬間がありました。

この新作での敵は、「正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”」。

うーん、相手としては、イマイチ存在感が希薄というか、怖くないというか。

やはり敵が魅力的なほど、こういうシリーズは面白いですからね。

お約束のカーチェイス、バイクチェイスなどは、「おお、やってくれてる!」と拍手でした。

このシリーズがどこまで続くのかは分かりませんが、なんだかんだと言っても、次回作があれば、もちろん見に行きます。

それにしても、よく頑張るなあ、トム・クルーズ。

【気まぐれ写真館】 残暑お見舞い(信州)

【気まぐれ写真館】 戦後70年8月15日 合掌

ドラマ「ど根性ガエル」のこと

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現在発売中の「週刊新潮」最新号に、ドラマ「ど根性ガエル」についての記事が掲載されました。

この中で、コメントしています。

新潮社のサイト「矢来町ぐるり」に、記事全文がアップされたので、転載しておきます。

http://www.gruri.jp/article/2015/08150815/


出足絶好調だった『ど根性ガエル』がつまずいて
「前田敦子」が悪いのか
 根性、根性、ど根性で何事も突破できると信じられた昭和。実写版『ど根性ガエル』が好スタートを切れたのも、そんな時代を懐かしむ視聴者が多かったからではないか。だが、描かれた16年後は、根性のむなしい墓場。特に前田敦子(24)演じる京子ちゃんは……。

1972年に初めてテレビアニメ化された『ど根性ガエル』は、終了後も繰り返し放送され、79年には再放送で34・5%もの視聴率を記録した。実際、日本テレビは、子供時代に夢中になった親世代と、その子供をターゲットに実写版を作ったといい、狙いはドンピシャリと思われたのである。なにしろ、7月11日放映の初回は、13・1%もの高視聴率を記録したのだから。

「日テレはこれまでも、土曜夜9時枠でアニメ作品をなんども実写化し、昨年秋の『地獄先生ぬ~べ~』など、私の知人も親子で欠かさず観ていると言っていました。鬼の手を持つぬ~べ~は男子小学生の大好物でしょうし、母親はジャニーズの丸山隆平君に興味を持つ。子供とともに40~50代の心をつかもうと、二重三重に罠をかけるうまい戦略だと思いました」

ライターの吉田潮さんはこう評価しつつ、続ける。

「ただ、子供が好きなのは怪獣や妖怪など着ぐるみ系キャラクター。『ぬ~べ~』や『怪物くん』『妖怪人間ベム』は、変身するキャラクターが豊富でよかったけど、平面ガエルだけでは子供は脱落してしまう」 

では、大人にとってはどうか。

上智大学の碓井広義教授(メディア論)は、

「往年の人気アニメを、それも、シャツの中のカエルをどうやって実写化するんだろう、という映像的興味はともかく、主人公のひろしは30歳になってもニートで、ダラダラした生活を送るばかり。2回目を観る気力が起きません」 

と、にべもなく、現実に視聴率も、18日の第2回が8・5%、25日の第3回は6・4%と、急降下してしまったのである。

■ツキもないから 

だが、碓井教授が最も引っかかったのは、京子ちゃん役だそうで、

「アニメで元気一杯の魅力ある少女だったのが、16年後は出戻りでやさぐれ、不貞腐るばかりになっていた。当時を知る我々からすれば“こんな京子ちゃん、見たくない”という心境です」 

すなわち最初からキャラクターが破綻し、そのうえ、

「前田敦子の演技に、まったく奥行きがない」(同) 

と言うのだ。芸能デスクによれば、前田は、

「主演した今年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』がヒットし、すっかり本格派女優気取り」 

だそうだが、京子ちゃん役はダメなのか。

「出戻った性格の悪い女性という設定なら、バツがついた背景を臭わさないといけないのに、前田敦子はプンスカ怒るばかり。1人だけ公開処刑のように浮いています」(吉田さん) 

そんな評価がこたえたからだろうか、

「視聴率が下がった第2話の翌日、車を運転中に、タクシーに追突してしまった。ドラマのプロデューサーと編成局、コンプライアンス担当部署に、事務所から慌てて連絡が入り、局内は騒然となりました。幸い軽い事故で済んだものの、局内からは“前田敦子は演技力も数字も持っていない。そのうえ大事な時期に事故とは、ツキもない”“もはや一番使いたくない女優だ”なんて声すら聞こえてきます」(日テレの幹部社員) 

1話当たり80万円と言われるギャラを値下げしても、今後、オファーがあるかどうか、という声頻りで、これでは役柄以上に不貞腐ってしまうかも――。

(週刊新潮 2015年8月13・20日夏季特大号)

【気まぐれ写真館】 残暑お見舞い(信州)

猛暑の夏こそ映画館(5) 「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」

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私は原作の愛読者ではないし、アニメ版の熱心な視聴者でもありません。

こうした内容の漫画やアニメが、なぜ多くの人の支持を受けているのか。

それは何かしら時代や社会と関係があるのか。

といったことに関心を持ちつつも、劇場に足を運んだ最大の理由は、樋口真嗣監督作品だから、かもしれません。

樋口監督が、何を、どう描くのかが、興味の焦点でした。

見終わって、最初に浮かんだ言葉は、「壮大にして空虚なグロテスク」です。

ポスターのキービジュアルになっている筋肉系の巨人ではなく、目の前をのしのし歩き、むしゃむしゃと人間を食べるのは、ぶよぶよした、人間に近い姿のヒト型巨人(勝手な命名ですが)でした。

「うーん、これが見せたかったのかなあ」と思わせるほど、これでもか、これでもかと続く補食シーン。

途中で、やや飽きてきました。

戦士たちをめぐる物語も何だか空回りで、登場人物の誰かに共感したり、思い入れたりすることが難しくて。

中途半端な形で描かれる恋愛風場面も、挿入されるエロ風場面も、いずれも「風」なままで、どうにも気恥ずかしく。

そうなると、見せてもらったのは、壮大にして空虚なグロテスクではないかと。

もちろん、「壮大にして空虚なグロテスク」を、映画の形で創造することも、なかなか大変なことではあるのですが。

そもそも、「元々、壮大にして空虚なグロテスクを狙った作品でなんですよ」と言われたら、「あ、そうですか。ならば、見事な出来栄えです」としか返せないし。

しかし、正直言って、樋口真嗣監督作品じゃなかったら、途中で出てきちゃったかもしれません。

極論かもしれませんが、本編と特撮を、別々の監督が担当する手もあったのではないでしょうか。

平成「ガメラ」シリーズでの、金子修介監督と樋口真嗣監督みたいに。

まあ、夢想ですけど。

続編を劇場に見に行くかどうかは、今のところ未定です。

【気まぐれ写真館】 大雨警報

この時期の「就活」のこと

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“後ろ倒し”初年となった今年の就職活動。

短期決戦というより、むしろ長期化しているように見えます。

また、すでに疲れ気味の学生もいたりします。

以前、新聞に以下のような文章を寄稿しました。

今ごろのタイミングと合致しているので、再録しておきます。


偉大なる常識人であれ
大学四年生の就職活動が続いているが、この時期、学生は三つのタイプに分かれてくる。すでに就職先を決めた(就活を終了した)者、内定は得ているが就活を継続中の者、そしてまだ内定が一つも出ていない者だ。

実は三番目の学生たちには小さな共通点がある。まず、根拠のない自信に振り回されていること。もちろんプライドは高い。自分一人で何とかなると思っているから教員や大学、親などへの報告や相談をしない。

次に、仕事とは何か、会社や組織に所属することの意味といった根本的な命題を考えないまま動いている。企業の新人採用が「一緒に働きたい仲間を探す行為」だという自覚が足りないのだ。

また、彼らから来るメールには「件名」がないことが多い。「本文」では、相手(受取り手)の名前が省かれ、いきなり文章が始まっていたりする。しかも一般的な敬語が使えていない。文末の名前がなかったり、あっても名字だけだったりする。すぐ連絡を取ろうと思っても携帯番号すら書いてない。

さらに言えば、もらったメールにこちらが返信しても梨のつぶてだ。自分からメールを出した場合、「返信、ありがとうございました」のひと言でもいいから、最後は自分のメールで終わるのがマナーだろう。

個々の学生はそれぞれいいものを持っており、少し修正するだけで違ってくる。私のアドバイスは毎年変わらない。「まずは、偉大なる常識人であれ」だ。



熟年探偵たちの“ゆるやかな連帯”

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日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。

今週は、「僕らプレイボーイズ熟年探偵社」を取り上げました。

テレビ東京系「僕らプレイボーイズ熟年探偵社」
オール熟年探偵の
“ゆるやかな連帯”が気持ちいい
若者狙い、女性狙いが目立つドラマの中で、「三匹のおっさん」に続く、テレビ東京らしい独自路線といえるのが「僕らプレイボーイズ熟年探偵社」である。

何しろ主演の高橋克実(54)が最年少だ。共演者も石田純一(61)、笹野高史(67)、角野卓造(67)、伊東四朗(78)というベテランぞろい。まさに熟年の、熟年による、熟年のためのドラマになっている。

リストラに遭った高橋の再就職先が探偵社。元刑事、元五輪選手といった経歴を持つメンバーの仲間になる。毎回読み切りの物語はいわゆるハードボイルドではなく、もちろん殺人など血なまぐさい事件も起きない。迷子のペット探し、初恋の人探し、中高年の引きこもり解消などが依頼の案件だ。

5人の探偵たちは、それぞれのキャリアを生かして調査を進める。しかも、チームというより個人プレイの集積という雰囲気に好感がもてる。長い間、組織に属して仕事をしてきた男たちにとって、業務命令やノルマはもうたくさんだ。熟年になったら、できるだけ自由に動きたいではないか。この探偵社の“ゆるやかな連帯”が気持ちいい。

また、このドラマではゲスト出演者も熟年となる。田中美佐子、市毛良枝、秋野暢子など、往年の美人女優たちによる練達の演技を楽しめるのも、熟年ドラマの醍醐味だ。

(日刊ゲンダイ 2015.08.18)

濱田岳さん「CM露出量」大躍進の理由

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発売中の「オリジナル コンフィデンス」最新号で、濱田岳さんについて解説しています。


濱田岳、「上半期CM露出量」で
大躍進の理由に”脇役力”
・8月5日にビデオリサーチが、「関東」「関西」「名古屋」の3地区の各民放5局を対象にした、「2015年上半期のテレビCM量ランキング」を発表した。

・その中で、濱田岳が名古屋地区で1位(昨年年間384位)、関東(同431位)と関西(同441位)でも2位と大躍進。

・CMは、au、エンジャパンなど出演中。

上智大学文学部新聞学科の碓井広義教授は、濱田岳について、

「今、キャラの立った脇役をやらせたら彼の右に出る者はいません。auのCMにしても彼特有の“脇役力”で主役を輝かせながら、自身も悪目立ちすることなく印象を残していて、CMの好感度も高めています」とコメント。

子役時代から培ってきた俳優としての基礎体力を人気のポイントに挙げた。

・今後も濱田の姿をCMで目にする機会が増えそう。

(オリジナル コンフィデンス 2015.08.17号)


夏ドラマ「視聴率低調」のこと

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産経新聞に、夏ドラマの「視聴率低調」をめぐる記事が掲載されました。

この中で、コメントしています。

<ZOOM>
佳作、意欲作もあるが・・・
夏バテ?連ドラ低迷
7月期の民放連続ドラマの視聴率が全体的に低調だ。物語が進み、徐々に評価を集める作品も出てきたが、数字の上では目立ったヒットが出ていないのが現状だ。連ドラも夏バテ気味なのだろうか。(三品貴志)

10%以上は3本

「予想よりことごとく低い。他局も良くできているものが多いと感じるので、かなり意外だ」。日本テレビの小杉善信専務は7月末の記者会見で、伸び悩む各局の連ドラの視聴率について、そう打ち明けた。

8月16日時点で各話平均視聴率が10%以上を維持しているのは、日テレ系「花咲舞が黙ってない」(水曜午後10時)約14%▽同「デスノート」(日曜午後10時半)約11%▽フジテレビ系「恋仲」(月曜午後9時)約11%―の3作品のみ。

昨年7月期にはフジ系「HERO」(全話平均21・3%)、一昨年にはTBS系「半沢直樹」(同28・7%)といった大ヒット作が放送されていた。また、今年も全話平均視聴率が10%
を超えた連ドラが1月期に6作、4月期に4作あったのと比べても、今夏の低調さが目立つ。

出演者も薄味

民放幹部は「ヒットが出ることもあるが、夏はもともと連ドラの数字が伸びにくい」と語る。行楽シーズンを迎え、外出する視聴者が増えると考えられているからだという。また、録画再生やインターネットを通じた見逃し配信の環境が整備されてきたことも、視聴率を押し下げる要因になっているとみられる。

そんな中、幼なじみたちの恋愛模様を描いた「恋仲」の視聴率は1、2話で9%台を記録したが、3、4話では10%台に上昇。同局のよると、見逃し配信での再生率も好調といい、若い視聴者を中心に、徐々に支持を広げているようだ。

テレビ番組に詳しいコラムニストの桧山珠美さんは同作について、「既視感があり、大人が見ると登場人物に感情移入しにくい。ただ、オーソドックスなラブストーリーなので、若い視聴者には見やすいかもしれない」と指摘する。

一方で、「今夏はテーマも出演者も薄味のドラマが多く、全体的に視聴者を引きつけられていない。そもそも、1時間という連ドラの長さが人々のライフスタイルに合わなくなっているのでは」とも語り、視聴者の“連ドラ離れ”を懸念する。

30分に鉱脈

上智大の碓井広義教授(メディア論)も「なぜ、今になって漫画原作の『ど根性ガエル』(日テレ系、土曜午後9時)や『デスノート』を実写化するのか? 今夏は、作り手のやりたいことが見えないものが目立つ」と辛口だ。

一方、碓井教授は今夏のおすすめとして、テレビ朝日系「民王」(金曜午後11時15分)▽TBS系「ナポレオンの村」(日曜午後9時)▽同「表参道高校合唱部!」(金曜午後10時)―の3作を挙げる。

総理大臣の父と大学生の息子の心が入れ替わる「民王」について、碓井教授は「笑えるコメディーでありつつ、政治や権力に対する風刺になっている」と指摘。転校生が廃部寸前の合唱部を立て直そうとする「表参道高校合唱部!」については、「直球の青春ドラマだが、歌の力がドラマに生かされていて、大人が見ても気持ちが動かされる」と称賛する。

また、桧山さんは、容姿に恵まれない男女が協力して美男美女にアプローチするフジ系「ブスと野獣」(土曜午後11時40分)について、「勢いと破壊力のある意欲作。作り手が楽しんでいる雰囲気が伝わってくる」と語る。

同作が放送されているフジテレビ「土ドラ」枠は約30分間という短さが特徴。テレビ東京系で現在「初森ベマーズ」(金曜深夜0時12分)を放送している「ドラマ24」枠も40分間という短めの枠で、優れたテレビ・ラジオ番組を顕彰する今年の「ギャラクシー賞」特別賞を受賞するなど、存在感を増しつつある。桧山さんは「30分ほどの長さのドラマはテンポが良く、見やすいものが多い。今後はこうした30分ドラマに鉱脈があるのでは」と推測している。

(産経新聞 2015.08.18)

注目CM 石原さとみ「果汁グミ」とペプシ「桃太郎」のこと

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ビジネスジャーナルに連載している、碓井広義「ひとことでは言えない」。

今回は、今年夏の注目CMについて書きました。


石原さとみ、「寸止め」がヤバすぎる!
 今回は、今年夏の注目CMを2本紹介したい。

明治『果汁グミ』変身ぶどう篇

 グミは不思議な食べ物だ。成分は果汁などとゼラチン。名称はゴムを意味するドイツ語が由来だ。歯の健康に寄与する菓子という発想が、いかにもドイツっぽいではないか。

 日本では1980年発売の『コーラアップ』が、初のグミ製品となる。発売はもちろん明治(当時は明治製菓)だ。以来35年、最近ではグミと聞けば、『果汁グミ』と共に石原さとみの顔を思い出す。

 今回、石原はOLさんだ。エレベーターの中で、「これ、辛抱たまらん。けしからん」と果汁グミを口に入れる。すると、ぶどう柄の衣装へと大変身。

 その姿、かなりかわいいのだが、上司には「魔女?」と聞かれてしまう。ムッとしながら、「妖精だわ」と、なぜか名古屋弁風のアクセントで言い返す様子がまた笑える。

 石原といえば、あの魅力的な唇だ。グミじゃなくても吸い寄せられるだろう。しかし今回、カメラはそんな唇のアップを撮らないし、見せてくれない。

 この自制心、この寸止め感。いや、だからこそ、また見たくなるのだ。実にけしからん唇であり、けしからんCMである。

サントリー食品インターナショナル
『ペプシストロング ゼロ』桃太郎「Episode.3」篇

 物語CMの傑作として、すっかり定着した人気シリーズの最新作。今回スポットが当たるのは桃太郎の仲間であるキジだ。

 力で一族を支配していた兄のカラスが鬼の仲間となった上、自らも鬼と化してしまう悲劇が語られる。圧倒的な想像力と映像で生み出されるのは、炎の戦場である。

 それにしても、なぜ「桃太郎」の物語なのか。理由としてまず挙げられるのは、多くの人が常識として共有する、日本一有名なストーリーとキャラクターだということだ。

 次に、昔の和歌(本歌)を自作に取り込んでいく技法、「本歌取り」の伝統に則った作品であること。イメージを重ね合わせることで、奥行きのある世界を現出させることができる。

 さらに、近年当たり前になった、先行する創作物のキャラクターを利用した「二次創作」にも該当する。原作である昔話の「桃太郎」とは完全な別世界で、壮大かつスリリングな物語が展開されていく。

 「本歌取り」と「二次創作」。つまり、実は古くて新しいクリエイティブのかたちがここにあるのだ。

 小栗旬演じる桃太郎が、“自分より強いヤツ”を倒すには、強力な仲間の存在が不可欠だ。友情・努力・勝利は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)のモットーでもある。桃太郎と仲間たちの戦いの旅は、なおも続く。

(ビジネスジャーナル 2015.08.21)

碓井広義「ひとことでは言えない」
http://biz-journal.jp/series/cat271/

織田裕二は「世界陸上」(TBS)10連覇!?

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発売中の「週刊新潮」最新号に、織田裕二「世界陸上」10大会連続司会に関する記事が掲載されました。

この中で、解説しています。


あんたは偉い!
織田裕二「世界陸上」10連覇
快挙、といっていいはずだ。8月22日に開幕する「世界陸上北京」(TBS系列)でメインキャスターを務める織田裕二(47)。これで10大会“連覇”なのだ。

「2年に1度の大会を10回連続、18年も続けてきたことになる。いろいろな意味でスゴいことですよ」

と感心するのは、上智大学教授の碓井広義氏(メディア論)である。

織田が世界陸上メインキャスターに起用されたのは1997年のアテネ大会から。織田の代名詞とも言えるドラマ「踊る大捜査線」(フジテレビ系列)がスタートした年でもある。

「当時はひたすら“青島刑事”の織田でしたが、いまやドラマも映画も終了して、残っているのは世界陸上だけ。それも、アツい男“修造”に匹敵する唯一のキャラとなって・・・」(同)

中継そっちのけで自分一人アツくなる織田の司会っぷりには、陸連から、マジメに伝えろと抗議されたなんて話もあったほど。

一方、五輪でメインキャスターを務めた松岡修造(47)もその司会ぶりが五月蠅(うるさ)いだの、暑苦しいだのいわれてきたが、今年はそれが一転、アツい言葉を記した日めくりカレンダーが100万部突破の大人気となっている。

「TBSは暑苦しさがウケる時代と踏んだのかもしれません。ただ、修造は元々がアスリートであり、錦織圭の指導者でもあったことから再評価されましたが、織田は役者。不評だったら10連覇を機に、なんてことになるかも」(同)

修造を凌ぐアツさが出せたら、まだまだ続く?

(週刊新潮 2015.08.27号)

「日本民間放送連盟賞」の審査会

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放送界における、大きな賞のひとつが「日本民間放送連盟賞」です。

今年も、この賞の特別表彰部門「放送と公共性」の審査に参加しました。

一緒に審査を行った審査委員の方々は、

石澤靖治さん(学習院女子大学長)
入江たのしさん(メディアプロデューサー)
木原くみこさん(三角山放送局会長)
村上雅通さん(長崎県立大学教授)

1次審査を通過した、各地の放送局の皆さんによる、丸1日かけてのプレゼンテーション。

そして、合評会で最優秀賞と優秀賞を決定。

実は毎回、思うことは同じです。

賞の審査は、審査する側もまた問われている、と。

夜まで意見交換が続いた審査会も無事終了。

結果はまだ公表できませんので、解禁され次第、お伝えすることにします。

参加各局の皆さん、そして審査委員の皆さん、おつかれさまでした。

ゼミ合宿2015(伊豆) 2年生発表会①


ゼミ合宿2015(伊豆) 2年生発表会②

【気まぐれ写真館】 夏の終わり近く(伊豆)

ゼミ合宿2015(伊豆)2日目 3年生発表会①

ゼミ合宿2015(伊豆)2日目 3年生発表会②

【気まぐれ写真館】 夏の終わり近く(伊豆)

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