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「広報・PR」のシンポジウムに出席 2016.03.09

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PRSJ日本パブリックリレーションズ協会
特別シンポジウム
テレビメディア・映像ジャーナリズムの未来と
広報・PR

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第1部「テレビメディアと映像ジャーナリズムの未来」

テレビ放送とネットとの連携を推進するテレビ局のキーパーソンとメディア分析の専門家を迎え、「テレビメディアと映像ジャーナリズムの未来」をテーマに、欧米の最新事情も踏まえテレビメディアとネットの共存のあり方、映像ジャーナリズムの進むべき道についてパネルディスカッションを行いました。

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<モデレーター>
碓井広義
 (上智大学 文学部 新聞学科 教授)

<パネリスト>
福原伸治氏 
(株式会社フジテレビジョン 報道局メディア担当局長)
鈴木祐司氏 
(次世代メディア研究所代表)


第2部「広報・PRにおける映像・動画コンテンツの活用」

事業会社、エージェンシー、メディア企業が参加して、「広報・PRにおける映像・動画コンテンツの活用」とのテーマで、広報・PRパーソンが身に付けるべき映像・動画コンテンツの制作・配信や活用の知識、スキルについて、多角的に議論いたしました。

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<モデレーター>
ロス・ローブリー氏
 (エデルマン・ジャパン株式会社 代表取締役社長)

<パネリスト>
碓井広義 
(上智大学 文学部新聞学科 教授)
ダニエル・スローン氏
(日産自動車株式会社 グローバルメディアセンター 部長兼編集長)
野口雄史氏
(株式会社テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」プロデューサー)




東日本大震災から5年 合掌

2011年5月 仙台市荒浜で

11日午後2時46分、移動中のクルマを路肩に停め、1分間の黙とうをしました。

もう5年。

まだ5年。

日常の中で、私も含む個々人が、できることをする。それを続ける。

あらためて、そんなことを思いました。

合掌。


以下は、5年前に書いた文章です。

忘れないためにも、再録しておきます。


BS1の「被災者のための情報」は出色だ
「東北関東大震災」の緊急特番は、11日午後2時48分のNHKから始まった。

間もなく民放も続々と参入し、最も遅かった日本テレビでも57分には通常番組から切り替えられた。

その後、各局の大報道が続いているが、テレビ5波、ラジオ3波の全てを投入したNHKの総合力が目立つ。

中でもBS1が延々と行った「被災者のための情報」は出色だ。

ここでは岩手県、福島県など被災地にいる人たちに向けて、まさに具体的な「知りたい情報」を流し続けた。

たとえば、どこの町の何世帯が「断水」となっているか。また停電が続くとその範囲は広がる恐れがあること。そして「給水所」は何か所に設置されているか等々だ。

画面には女性アナが一人だけ。冷静な声と表情で正確な情報を伝える様子は、見ている側をも落ち着かせる効果があった。

一方の民放は「被災地以外の所にいる人たち」に向けた内容という印象が強い。

津波で家屋が押し流される衝撃映像の繰り返しと、死者や行方不明者の数など統計情報が中心で、どこか傍観者的・野次馬的・優越的な興味に迎合する報道になってはいないだろうか。

「取材団」と呼ばれる人員を現地に送るのはいい。しかし、時には現地の系列局と“競合”しているように見えるのが気になるのだ。

余震はまだ続いている。報道する側の姿勢も問われ続ける。

(日刊ゲンダイ 2011.03.14)



現地に立って知ったこと
震災報道に関する取材で仙台市荒浜地区に行ってきた。道路はつながったものの、今もほとんど手つかずの被災地だ。あえて高校生の息子も同行させた。

仙台駅から乗ったタクシーの運転手さんに言われた。「親子で来てくれたんだ。嬉しいねえ」。そして、「ボランティアとかじゃなくてもいいから、みんなに見てもらいたいよ」。

海岸方面へ向かう途中まではごく普通の町並みが続く。それがあるラインから一変するのだ。

住宅が立ち並んでいたはずの地域全体が瓦礫を残して消滅していた。それは九十年代に訪れたサラエボの、内戦で傷ついた街の風景とも異質のものだった。

どうすれば、こんなふうになるのか。見渡す限りのあらゆる建物を破壊し尽くす力とは、いったいどれほどのものなのか。

律儀ともいえる均等さで、広い範囲を一気になぎ倒していった容赦のなさに、二人とも言葉が出ない。

原形をとどめているのは小学校の建物だ。しかし、その教室の中には押しつぶされた自動車が三台も入り込んでいた。

この二ヶ月間、テレビや新聞などメディアを通じて大量の映像・画像を見てきた。

恥ずかしいことに、それで被災地の様子を知っているような、わかっているような気になっていた。

けれど、現地に立ってみると全然違っていた。何もわかってなどいなかった。それを知ったことが一番の収穫だ。

(東京新聞 2011.05.18)


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【気まぐれ写真館】 花の名前は知らないのですが・・・ 2016.03.13

書評した本: 適菜 収 『現代日本バカ図鑑』ほか

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「週刊新潮」の書評欄に書いたのは、以下の本です。

適菜 収 『現代日本バカ図鑑』
文藝春秋 1404円

週刊誌の連載コラム「今週のバカ」を単行本化。73組の著名人が並ぶが、著者によれば、バカとは知識の有無ではなく、価値判断ができないこと。特に政治家の判断は国民の生命に関わるので始末が悪い。最多登場は安倍首相、次点が菅義偉と石原慎太郎である。


高畠保春 『東京ソウル・バー物語』
シンコーミュージック 1620円

ソウル・バーは魂の酒場ではなく、ソウルミュージックが流れるバーである。しかも著者が選ぶのは、15歳でディスコ通いのママや、元レコード会社勤務のオヤジなど、「ヘンタイさん」がいる店だ。東京はもちろん、札幌や福岡にも生息するヘンタイ店主たちに乾杯。


石川直樹 『ぼくの道具』
平凡社 1620円

著者は辺境から都市までを踏破する写真家。ヒマラヤの高峰を撮ったシリーズで知られる。本書には山での装備から身に着けるもの、さらに小物まで、愛用する96点の旅道具が並ぶ。いずれも豊富な経験から吟味された品々だが、機能美を超えた美しさがそこにある。

(週刊新潮 2016.03.10号)

NHK朝ドラ『あさが来た』が高い支持を得た理由は!?

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』のゴールが目の前に迫ってきた。気がつけば、昨年9月末のスタート時から現在まで、週ごとの平均視聴率が連続して20%以上という堂々のヒット作である。あらためて、このドラマが高い支持を受けた理由を探ってみたい。

主なポイントは3つある。まず、主人公の白岡あさ(波瑠)が、実在の人物をモデルとしていたことだ。“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子である。京都の豪商の家(三井家)に生まれた浅子は、大阪に嫁いだ後、炭鉱、銀行、生命保険(現在の大同生命)といった事業を起こす。また、日本で初めてとなる女子の大学校(現在の日本女子大学)の設立にも携わった。

今回は特に、前作が『まれ』だったことが大きい。世界一のパティシエになる夢を追う女性を描くこと自体は悪くなかったが、ストーリー展開がやや迷走気味で、ご都合主義が目立った。それに比べると、『あさが来た』は実話をベースにしている分、物語の骨格がしっかりしており、安心して見ていられた。“女性の一代記”ドラマとして成立するだけの実質が、広岡浅子にあるからだ。

第2のポイントは、幕末から明治という大激動期を物語の舞台としたことだ。江戸時代から始まる朝ドラというのは、NHKにとっても冒険だった。だが、そのチャレンジのおかげで、今とは比べものにならないほどのパラダイムシフト(社会構造の大転換)があった時代を、ひとりの女性がどう生き抜いたか、視聴者は興味をもって見ることができた。

さらに、舞台が関西だったことにも注目したい。同じ時代であっても、立つ位置によって異なる視点から眺めることができるし、そこに発見もある。幕末維新ものの多くは、江戸を舞台にすると武家中心の話になってしまうが、しきたりに縛られてあまり面白くない。このドラマでは、大阪の商人たちが伸び伸びと活躍する様子が新鮮だった。

3つ目は、ヒロインをはじめとする魅力的な登場人物と役者たちだ。波瑠は、これまで何本かの主演作はあるものの、女優としては発展途上という印象だった。どちらかといえば、やや捉えどころのない役柄が多く、“女傑”が似合うタイプとも思えなかった。

しかし今回は、いい意味で裏切られたことになる。意外や、明るいコメディタッチも表現できることを証明してみせたのだ。しかも、まだ女優としてはこれからという波瑠の素人っぽさや一生懸命さが、両替商のおかみさんや炭鉱の責任者などを経験しながら成長していく主人公と重なり、応援したくなるヒロイン像になっていた。

また、大活躍したのが、あさの夫・新次郎(玉木宏、好演)だ。この時代の男としては珍しいが、「女性はこうでなくてはならない」というステレオタイプな女性観の持ち主ではない。あさが旧来の女性の生き方からはみ出して、思い切り活動できたのも、実は新次郎のおかげだと言える。あの夫がいたからこそ起業もできたのだ。

もう1人が、姉のはつ(宮崎あおい)である。性格も生き方も異なる姉の存在が、このドラマにどれだけの奥行きを与えてくれたことか。『花子とアン』で成功した、一種の“ダブルヒロイン”構造の踏襲だが、そこに宮崎あおいという芸達者を置いたことで、視聴者は2つの人生を比較しながら見守ることになった。

加えて、魅力的な脇役として五代友厚(ディーン・フジオカ)がいた。後に「近代大阪経済の父」と呼ばれることになる人物だ。五代がいたことで、時代の動きを見せることだけでなく、あさと新次郎の心情にも膨らみが生まれた。フジオカという役者の“出現”もまた、このドラマの収穫だ。

結果的に、『あさが来た』には「女性の一代記」、「職業ドラマ」、そして「成長物語」という朝ドラの“王道”ともいうべき三要素がすべて込められていたことになる。それらを踏まえた大森美香の脚本は、ドラマ全体はもちろん、毎回の15分という放送時間の中でも山あり谷あり、笑いと涙を散りばめた物語を、見事に構築していた。

昨年秋、このドラマの第1回は、日本初の女子大学校の入学式シーンから始まった。洋装のあさが、最初の新入生たちに向かって、力強く語りかけていたことを思い出す。半年、いや40年の歩みを経て、視聴者も再び、あさと共にあの壇上に立つのだ。

(Yahoo!ニュース個人 2016.03.13)

【気まぐれ写真館】 春休み中も工事中 2016.03.15


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漫画好きには堪えられないディープな時間 「浦沢直樹の漫勉」

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日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。

今週は、Eテレ「浦沢直樹の漫勉」について書きました。


NHK Eテレ「浦沢直樹の漫勉」
漫画好きには堪えられないディープな時間
東京・世田谷文学館で開催中の「浦沢直樹展・描いて描いて描きまくる」(今月31日まで)を見た。迷路のような壁面を埋めつくす、膨大な量の原稿。しかもその一枚一枚が、当たり前だが、手で描かれた一本ずつの「線」で出来ているのだ。「YAWARA!」も「20世紀少年」も、こうして生み出されたかと思うと感動すら覚えた。

そんな浦沢が、これぞという漫画家たちの“創作の秘密”に迫っているのが、「浦沢直樹の漫勉」である。4日間ほど、漫画家の仕事場に複数の定点カメラを設置し、ペンの動きからつぶやきまでを記録。1ヶ月後、その映像を見ながら、本人と浦沢が語り合うのだ。

14年のシーズン0では「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ、昨年のシーズン1では「ゴルゴ13」のさいとう・たかをなどが登場した。そして今期の初回は、「ポーの一族」や「11人いる!」の萩尾望都だった。

鉛筆の下書きをインクで引き直していくペン入れのシーンなど、つい見入ってしまう。何たる繊細さ。納得いくまで手を止めない集中力と執念。特にセリフ以上に登場人物の心情を語る、萩尾独特の「目」の描写が圧巻だ。

また、浦沢の質問に答える形で、萩尾が「問題に直面している大人を描くのが、面白い」などと自己分析。漫画好きには堪(こた)えられない、ディープな時間が過ぎていく。

(日刊ゲンダイ 2016.03.15)


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書評した本: 藤原美子 『藤原家のたからもの』ほか

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「週刊新潮」の書評欄に書いたのは、以下の本です。

藤原美子 『藤原家のたからもの』 
集英社 1512円

週刊誌の最新号を開く時、真っ先に贔屓のコラムを読むという人は多い。思えば自分も同様で、『週刊文春』では小林信彦「本音を申せば」だし、『週刊新潮』なら「藤原正彦の管見妄語」である。

藤原エッセイの特徴の一つが、文中にしばしば出現する「女房」、つまり本書の著者の存在だ。たいていは、正彦氏が「自分はエライ」とか、「とてつもなくモテた」などと主張する場面で登場し、夫の妄想を一刀両断の上、粉々に打ち砕いてしまう。

正彦氏は、まるで著者が “ソクラテスの妻”であるかのように書くが、実際には形を変えた“女房自慢”であることが多い。『国家の品格』の藤原正彦が公器を使って自慢する女房とは、いかなる人物なのか。本書を読むと、よくわかる。

「捨てられない男」だという夫のせいもあり、藤原家にはさまざまなモノが保存されているという。その中から著者にとっての大切な「たからもの」を選び、記憶を呼び覚ますことで、家族や自分自身の軌跡を綴ったのが本書だ。

たとえば、「新田次郎のリュックサック」。義父である新田が愛用した、キャンバス地で作られたシンプルなものだ。譲り受けた夫は、山を舞台にいくつもの名作を書いた父からの誘いを断り続けたが、著者は登山に夢中となる。

また「夏休みの日記帳」では、著者が小学校2、3年生の頃に書いた日記が紹介される。独特の漢字学習法。感動した石森延男『コタンの口笛』。そして、後に25歳で病没した妹にまつわる、忘れられないエピソードも語られる。

驚いたのは、最後に置かれた「ラブレター」の章だ。かつて住んでいたケンブリッジを訪れた際、旧友である男性と再会し、手紙を渡される。何とそれは熱烈なラブレターで、本書には翻訳された全文が掲載されている。「夫もかけてくれない愛の言葉、読み返すたびに心浮き立つ」と書く人妻。やはり只者ではない。


河出書房新社:編 
『マンガがあるじゃないか~わたしをつくったこの一冊』
河出書房新社 1404円

他人はともかく、自分にとって運命的な一冊というものがある。29人が選んだマンガはまさにそれだ。手塚治虫『火の鳥』、赤塚不二夫『ギャグゲリラ』、山岸凉子『日出処の天子』などを、誰がどんな理由で挙げたのか。それぞれの個人史としても興味深く読める。


遠藤武文 『狙撃手のオリンピック』
光文社 1728円

モスクワ五輪を目指しながら挫折した、ライフル射撃の元選手。テルアビブ空港乱射事件への関与を疑われ、逮捕された元運動家。遭うはずのなかった2人が、98年2月の長野冬季オリンピックという場で交差した。戦後の混乱期に端を発する、緊迫の長編サスペンスだ。


草木光一 『岡村昭彦と死の思想』
岩波書店 2916円

報道写真家としての岡村は知られているが、ホスピス運動の先駆者だったことを知る人は少ない。バイオエシックス(生命倫理学)という視点。ケアを通した人間関係のあり方。ホスピスとコミュニティー。現在へとつながる、“生と死”をめぐる課題がここにある。


久住昌之 『東京都三多摩原人』
朝日新聞出版 1728円

『孤独のグルメ』の原作者による “知られざる東京”散歩だ。三多摩とは、23区と伊豆七島や小笠原諸島などを除いた東京都の市町村部分。地元民でもある著者にとっては、回想と再発見のぶらぶら歩きとなる。まさに「知らない角を曲がれば旅」の全24話だ。

(週刊新潮 2016.03.17号)


国谷さん、おつかれさまでした!

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17日の番組の終わりで挨拶をする国谷さん

国谷裕子さんの「クローズアップ現代」、17日が最後でした。

3月17日「クローズップ現代」  
未来への風~“痛み”を越える若者たち~

ゲスト:柳田邦男さん(ノンフィクション作家)

雇用、教育、福祉・・
従来の社会システムが
行き詰まった時代に育った若者たち。
”痛み”をのりこえ、
新たな価値感で時代を
切拓こうとする姿をみつめる。


放送前に、知人から、以下のようなメールが届きました。

国谷さんに憧れ、放送の世界に入った女性も多くいます。旧友の長女は小学生の頃から「クロ現」を見続け、国谷さんで社会問題への関心を抱き、NHKに入りました。昨日、その長女が送ってくれたメールから抜粋します。

「国谷さんの「傾聴する力」「論点を深める力」のおかげで、私たち視聴者はどれだけ広い視野を与えてもらえただろう・・子どもの頃に描いていた「大人になった私」は国谷さんのように知的で落着いた素敵な女性でした・・私は国谷さんの仕事を忘れないし、与えてもらった知識や関心、広い世界への好奇心と憧れはこれからも持ち続けていく。いまの自分の仕事において彼女の「聞く力」と「訊く力」を見習い、勇気をもって、良い方向へ変わりたい、と思っています・・」

「国谷さん辞めさせないで」署名活動をしましたが、残念です。新たな国谷さんを楽しみに。


何かあった時、「この問題、国谷さんはどう言うだろう」と思ったものです。

“国谷さんのクロ現”があったことの有難さは、多分、なくなってみて、より実感するはずで、やはり残念です。

国谷さん、23年間、おつかれさまでした!



【気まぐれ写真館】 札幌 気温13度 2016.03.18

【気まぐれ写真館】 札幌 気温13度  2016.03.18

今日のHTB北海道テレビ 2016.03.18

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今日のHTB「イチオシ!」 2016.03.18


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ゲストはファイターズSCOの稲葉篤也さん

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レポーターのアリョーナさん
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オクラホマ河野さん
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今週の「国井美佐アナウンサー」

今日のHTB「イチオシ!モーニング」 2016.03.19

「イチオシ!モーニング どようび」の皆さんと
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MCの木村愛里さんと依田英将アナウンサー
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愛里さん、依田アナ、オクラホマ藤尾さん
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今週の「室岡里美アナウンサー」
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室岡アナと野球解説の岩本勉さん
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今週の「木村愛里さん」
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岩本さんとファイターズガールの皆さん

【気まぐれ写真館】 今月も、いつもの千歳市「柳ばし」で・・・ 2016.03.19

店主自ら釣り上げた「鱒」

週刊新潮で、Eテレ『にっぽんの芸能』新司会者についてコメント

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「南野陽子」より「石田ひかり」の“夫運”
「(黒柳)徹子さん目指して頑張りたい!」

4月より、NHK・Eテレの『にっぽんの芸能』(金曜夜11時)の司会を務めることになった、和服の石田ひかり(43)が発した一言。

会見(取材会)に出席した記者が感心して言う。

「ウケを狙ったとはいえ、放送40年を迎えた『徹子の部屋』を目指すとはなかなか言えることではない」

能や文楽、歌舞伎、舞踊、邦楽など伝統文化の魅力を1時間に亘って伝える、通好みの番組である。その自信は一体どこから来るのか。

「朝ドラ『ひらり』(1992年)のヒロインはじめ、紅白の司会もこなすなど、NHKへの貢献度は充分ですが、なにより夫は『ハゲタカ』(2007年)や『あまちゃん』(13年)のプロデューサーを務めたNHKの訓覇(くるべ)圭さんですから。万全の後ろ盾です」

とは上智大学教授の碓井広義氏(メディア論)だ。

一方、これまで司会を務めてきたのが南野陽子(48)。それ以前の『日本の伝統芸能』と『芸能花舞台』の2番組をひとつにし、新番組として11年4月より、檀れいと共に案内役をスタート。13年から単独となり、“奇跡の40代”と言われる美貌を和服に包み続けてきた。

「この番組がナンノにとって結婚後の初仕事で、自宅で一緒に見たい、なんて言っていたんですけどね。昨年は夫の愛人が妊娠するなど離婚秒読みとも言われています」(前出記者)

スキャンダルを嫌うNHKらしいリニューアルだ。

(週刊新潮 2016年3月24日号 )


春も“グラブってる”菅田将暉さん

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日経MJ(流通新聞)に連載しているコラム「CM裏表」。

今回は、菅田将暉さんのグラブルについて書きました。


グランブルーファンタジー
「出会いと別れの季節篇」
卒業式後の表情 菅田さんナイス
前作の「図書室篇」も面白かった。向かい合う高校生は菅田将暉さんと早見あかりさん。「女子って、なんでみんなでトイレ行くの?」と菅田さんが訊ねる。「私、一人で行くけど」と早見さん。

続けて「女子も一人でグラブるってほんと?」と聞かれた早見さんは、「してたとしても、言うわけなくない?」と意味深に返す。え、グラブるって何?と思わせた時点で、このスマホゲームの勝ちだ。

最新作では、卒業式を終えた菅田さんが校門に向かって歩いている。しかし、明るい未来に胸弾ませて、という表情ではない。大学も恋愛も就職も、いやオトナになることさえ、自分にとっては「とりあえず」かもしれないと気づいたのだ。

うーん、これは深い話だ。本来なら、ここで悩んだり考え込んだりする。でも、そうはせず、「とりあえず、家帰って、グラブる」ことにしちゃう菅田さんがナイスだ。「明日のことは明日考えよう」は有効な人生訓なのだから。

(日経MJ 2016.03.21)

綾瀬はるかの大奮闘アクション「精霊の守り人」

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日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。

今週は、NHK「精霊の守り人(もりびと)」を取り上げました。


NHK「精霊の守り人」
魅力的な世界観を提示できるかどうか
先週から、“放送90年大河ファンタジー”と銘打つ「精霊の守り人」が始まった。

事前のPRで、主演が綾瀬はるかであることは分かったが、「ファンタジーって何?」と思った視聴者は多かったのではないか。ざっくり言えば、「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」などのような、架空の世界での物語だ。

「精霊」の舞台となるのは新ヨゴ国。「太古、南の大陸にあったヨゴ国から、トルガル帝が民を率いて北の緑豊かな土地に移り、建国した」と言われて、ついていけないという人がいるはずで、決して万人向けのドラマではない。

綾瀬が演じるバルサは短槍使いの女用心棒。新ヨゴ国の第二王妃(木村文乃)が生んだ王子(小林颯)を、息子の命を狙う王様(藤原竜也)から守るために戦う。

綾瀬のアクションシーンはなかなか見事で、かつて女座頭市を演じた映画「ICHI」を思わせる。いや、むしろスローモーションを多用しない分、こちらのほうがキレがある。

架空の世界での物語で重要なのが「世界観」だ。登場人物たちの人間像はもちろん、時代や場所、国家の歴史、人びとの生活や風俗といった無数の「設定」があり、その総体が「世界観」と呼ばれる。

今後、どれだけの奥行きと広がりをもつ、魅力的な世界観が提示されるのか。成否の分かれ目はそこにある。

(日刊ゲンダイ 2016.03.22)

【気まぐれ写真館】 サクラサク  2016.03.23


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書評した本: 門倉貴史 『不倫経済学』ほか

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「週刊新潮」の書評欄に書いたのは、以下の本です。

門倉貴史 『不倫経済学』
ベスト新書 896円

最近、週刊誌で目立つのが、「死ぬまでセックス」みたいな特集記事だ。今どきの高齢者は元気だから、関心度が高いのかもしれない。しかし、こんなに煽って一体何をさせたいんだ?

そして本書である。ベッキー、育休議員から文枝師匠まで不倫騒動が続く昨今。一瞬、不倫問題の収支決算かと思ったが違った。経済学者である著者が、“熟年性愛市場”をマジメに分析し、試算しているのだ。

たとえば、「熟年離婚」の市場規模は年間約4000億円。中高年男性の「不倫」で動く総額は5兆5000億円。また、「性風俗」産業は年間約5兆円だが、うち3兆円は中高年の需要だという。さらに、「老いらくの恋」関連支出が15兆円。これらの総額は約24兆円にも達する。確かに「死ぬまで」の勢いだ。

細かい数字にも興味深いものがある。専業主婦は、不倫の“メリット”が金額換算で年間19万円を超えると、夫を裏切って不倫に走るそうだ。確かなデータと納得のいく計算法で割りだされた金額だが、これって高いのか安いのか。

著者によれば不倫は景気と密接な関係があり、不景気のほうが増加する。加えて、スマートフォンやインターネット、SNSなどの普及も不倫をサポートしている。本書を読んで、日本経済に寄与すべく不倫という名のバスに飛び乗るか。それとも冷静になってバスから降りるか。そこは各々自己責任ということで。
 

平野太呂 『ボクと先輩』
晶文社 1,728円

写真家の著者は今年43歳。訪ねてシャッターを切った先輩たちは当然、大人ばかりだ。浅井愼平、浅葉克己、木滑良久などのいい表情が並ぶ。また水木しげる、安西水丸と鬼籍に入った先輩も。巻末に装丁家の平野甲賀が登場し、著者の父上であることを初めて知る。


井上俊・永井良和:編著
『今どきコトバ事情 現代社会学単語帳』 
ミネルヴァ書房 2,160円

イクメン、ネトウヨ、無縁社会、スクールカースト。現代社会を映し出す55の言葉が並ぶ。気鋭の研究者たちによる解説は各4ページ。起源から広がり、社会的・文化的背景までが見えてくる。「つっこみ」における玄人芸と素人評論の関係など、いずれも目から鱗だ。


カート・ヴォネガット:著、円城塔:訳
『これで駄目なら 若い君たちへ――卒業式講演集』 
飛鳥新社 1,728円

著者は『スローターハウス5』などで知られる、現代アメリカ文学を代表する作家の一人だ。本書には卒業式で行った講演が収められている。その作品と同様、シニカルでユーモアにあふれた内容が刺激的。「これで駄目なら、どうしろって?」が決まり文句だ。

(週刊新潮 2016.03.24号)
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