ある夜に見た夢で、世界が大洪水に飲まれ滅びるということを知ったノアは、強い使命感に突き動かされ、家族とともに罪のない動物たちを救うため巨大な箱舟を作り始める。ノアの父を殺した宿敵ルバル・カインは、ノアから力づくで箱舟を奪おうとするが、争いの最中に大洪水が始まってしまう。箱舟はノアの家族と動物たちをのせて流され、閉ざされた舟の中でノアは神に託された驚くべき使命を打ち明ける。「ビューティフル・マインド」でもクロウと共演したジェニファー・コネリーがノアの妻役を務め、息子役にローガン・ラーマン、養女役にエマ・ワトソンがあたる。
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督。
主演はラッセル・クロウ。
と聞けば、躊躇なく劇場へ。
旧約聖書の「創世記」に書かれているノアの方舟の話です。
歴史物というより聖書物なので、欧米の人たちには、また違った見え方がするんだろうなあ。
でも、一般的日本人としては、結構、距離があります。
どれだけ旧約聖書に忠実なのか、それは知りませんが、ノア(ラッセル・クロウ)の苦悩や決断は人間ドラマとして迫ってきたし、何より堂々のスペクタクル大作でした。
それにしても、単なるミニバンというか、クルマに「ノア」と名付けちゃう日本って、ある意味、すごいよね(笑)。