書評した本： 松任谷正隆 『松任谷正隆の素（もと）』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 松任谷正隆 『松任谷正隆の素（もと）』 光文社 1728円 著者初の自伝エッセイ集だ。少年時代に何を美しいと思い、何を素敵だと感じるか。それは想像以上に人の根幹に触れることかもしれない。ダッフルコート、カメラ、パーカーの万年筆、メガネ、そしてピアノ。若き日に出会った愛すべきモノたちが、少年を松任谷正隆にした。 島田裕巳 『日本の新宗教』 角川選書...
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“署名性”のあるドラマ「陸王」
ＴＢＳ系「陸王」 福澤克雄の個性が光る “署名性のあるドラマ” 小さな者が大きな者に挑む。弱い者が強い者に挑む。「陸王」（ＴＢＳ系）は、あきらめずに挑戦する者たちの熱いドラマだ。 物語の舞台は、埼玉県行田市にある老舗の足袋メーカー、こはぜ屋。会社の将来を考えた４代目社長の宮沢（役所広司）が、ランニングシューズの開発に乗り出す。それが「陸王」だ。...
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書評した本： 須田慎太郎 『写真家 三木淳と「ライフ」の時代』
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 写真で事実を記録した男 その生涯を追った本格評伝 須田慎太郎 『写真家 三木淳と「ライフ」の時代』 平凡社 3872円 写真家・三木淳（みきじゅん）の代表作の一つに吉田茂の肖像がある。ふちのない丸眼鏡。火の消えた葉巻をくわえた口元が、わずかに微笑んでいる。撮影されたのは昭和26年6月。間もなく、サンフランシスコ講和条約が締結されようとしていた。...
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定番から意欲作まで並ぶ、今期ドラマは豊作
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、今期のドラマ２本を取り上げました。 定番から意欲作まで並ぶ 今期ドラマは豊作...
View Articleクドカンドラマ『監獄のお姫さま』は、雑なのか、それとも緻密なのか！？
クドカンドラマ『監獄のお姫さま』は、 雑なのか、それとも緻密なのか！？ 攻めのクドカン 攻めてますねえ、クドカン。この秋、最も楽しみにしていた、宮藤官九郎脚本『監獄のお姫さま』（ＴＢＳ系）です。脚本家として、すっかり巨匠扱いされているクドカンですが、その変わらない“やんちゃ”ぶりとマイペースがうれしい。...
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浅野忠信がハマリ役 ドラマ「刑事ゆがみ」の異色刑事
フジテレビ系「刑事ゆがみ」 浅野忠信がハマリ役 ドラマにはさまざまなタイプの刑事が登場する。中には「特殊能力」を持つ刑事も多い。死者と対話できたり、他者の意識にシンクロしてみたり。 その点、「刑事ゆがみ」で浅野忠信が演じている、弓神適当に摩訶不思議な能力はない。見た目はむさ苦しく、名前の通り何事にも適当。何より超が付くひねくれ者だ。...
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ＨＴＢ「イチオシ！」 2017.11.17
小俣さん、藤尾さん、碓井、高橋アナ、依田アナ 休暇中のヒロさんに代わって、ＭＣはオクラホマ藤尾さん スポーツコーナーの小俣彩織さん ＭＣの高橋春花アナウンサー
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「千代の富士1000勝特番」との再会
「千代の富士1000勝特番」の台本 放送は１９９０年 プロデューサーを務めていました 「イチオシ！」の照明担当、藤村さんも参加してたそうです 台本を保存していて下さった藤村さんと
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異色の刑事ドラマ『刑事ゆがみ』は、見てソンのない１本か！？
異色の刑事ドラマ『刑事ゆがみ』は、 見てソンのない１本か！？ 小説やドラマには様々なタイプの刑事が登場します。特に近年のドラマでは、差別化を図るためでしょうか、「特殊能力」を持った刑事も多いですよね。たとえば死者と対話できるとか、他者の意識にシンクロするとか・・・。 新たなヒーロー像としての『刑事ゆがみ』 その点、『刑事ゆがみ』（フジテレビ系）で、浅野忠信さんが演じている主人公・弓神適当（ゆがみ...
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書評した本： 豊田有恒 『「宇宙戦艦ヤマト」の真実』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 あの大ヒット作とその裏の人間模様 豊田有恒 『「宇宙戦艦ヤマト」の真実』 祥伝社新書 842円 1974年の放送以来、何度も劇場版が制作され、日本を代表するアニメの一つとなった『宇宙戦艦ヤマト』。SF作家である豊田有恒は、この作品に企画段階から関わっていた。『「宇宙戦艦ヤマト」の真実』は、貴重な誕生秘話から制作の内幕までを明かす回想記だ。...
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『ユニバーサル広告社』は、今期ドラマの「隠れた名品」か！？
沢村一樹主演『ユニバーサル広告社』は、 今期ドラマの「隠れた名品」か！？ 斜陽の商店街と、倒産寸前の広告会社の出会い 金曜８時のドラマ『ユニバーサル広告社～あなたの人生、売り込みます！～』(テレビ東京系）は、斜陽の商店街と倒産寸前の広告会社が出会うことで生まれた物語です。...
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