武井咲主演『黒革の手帖』が大健闘している理由とは!?
35年の歴史をもつドラマ『黒革の手帖』 木曜ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の好調が伝えられています。主人公の原口元子(武井咲さん)は銀座にある高級クラブ「カルネ(手帖の意味)」のママ。しかし、元々は東林銀行で働くマジメな銀行員でした。それがある日、銀行が隠す不正な架空名義預金を横領し、それを元手に店をオープンしたのです。...
View Article週刊朝日で、ドラマ「黒革の手帖」についてコメント
武井咲(23)が希代の悪女を演じるドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)が好調だ。原作は昭和の巨匠、松本清張のピカレスク・サスペンス小説。銀行の派遣社員、原口元子が横領した1億8千万円を元手に、最年少の銀座の高級クラブのママに転身。銀行の借名口座を記した“黒革の手帖”を武器に、夜の世界でのしあがってゆく物語だ。...
View Article放送から50年、ウルトラセブン「アンヌ隊員」に出会った!
『三田評論』10月号に掲載予定 「三人閑談:ウルトラセブン50年」 ウルトラ警備隊の友里アンヌ隊員こと、ひし美ゆり子さん 左は慶應MCCシニアコンサルタントの桑畑幸博さん
View Article「下北沢ダイハード」・・・演劇の街で聞く「ここだけの話」
日刊ゲンダイに連載中のコラム「TV見るべきものは!」。 今週は、ドラマ「下北沢ダイハード」について書きました。 テレビ東京系「下北沢ダイハード」 演劇の街で「ここだけの話」を聞いているような快感...
View Articleまほろ駅前から下赤塚へ。瑛太×大根仁監督の脱力系探偵物語『ハロー張りネズミ』
演出家の名前だけで、そのドラマを「とりあえず、見てみれば」と自信をもって言える一人が、大根仁監督です。ただし、決して「万人向け」ではありません(笑)。 遠藤憲一さん主演の『湯けむりスナイパー』、森山未來さんの『モテキ』、瑛太さんと松田龍平さんの『まほろ駅前番外地』、そしてオダギリジョーさんの『リバースエッジ大川端探偵社』などの作品歴は、マニア心を微妙に揺さぶります。...
View Article書評した本: 桐野夏生 『デンジャラス』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 桐野夏生 『デンジャラス』 中央公論新社 1728円 素顔の文豪・谷崎潤一郎を描く長編小説。語り手に、谷崎の妻・松子の妹である重子を起用したことが最大の特色だ。『瘋癲老人日記』のモデルにもなった義理の息子の嫁、渡辺千萬子に対する谷崎の入れ込みようが尋常ではない。やがて重子は谷崎と対決することを選ぶ。 森 達也 『不寛容な時代のポピュリズム』 青土社...
View Articleさて、問題です! クイズ番組で「時代の空気」を感じさせた『ひよっこ』
NHK朝ドラ『ひよっこ』の放送も、あと1ヶ月半となりました。ヒロインの谷田部みね子(有村架純)が東京に来るきっかけは、父親の実(沢村一樹)が、出稼ぎ先の東京で行方不明となったことです。 その実もようやく見つかり、過去の記憶を失った状態とはいえ、先週、故郷の奥茨城に戻ることができました。妻・美代子(木村佳乃)たちと暮す中で、ゆっくりと記憶が戻るのではないでしょうか。 『勝ち抜きクイズ3Q』のオンエア...
View ArticleNスペ「原爆死~ヒロシマ 72年目の真実~」が伝えた新事実
日刊ゲンダイに連載中のコラム「TV見るべきものは!」。 今週は、Nスペ「原爆死~ヒロシマ 72年目の真実~」について書きました。 NHKスペシャル 「原爆死~ヒロシマ 72年目の真実~」 地元放送局が取り組んだ「圧焼死」の実態 鎮魂の8月。今年もまた何本もの終戦特集が放送されたが、6日のNHKスペシャル「原爆死~ヒロシマ 72年目の真実~」は、地元の広島放送局による力作だった。...
View Article新たな「三谷幸喜」「クドカン」を探せ! 『下北沢ダイハード』は、深夜の「小劇場フェスティバル」!?
80年代の「下北沢」 プロデューサー時代に、『健康クイズ』(フジテレビ系)という番組を手がけたことがあります。80年代半ばのことで、タイトルにはクイズとありますが、「当たった」とか「外れた」とかの得点争いを見せたいわけではなく、あくまでも健康情報の提供が狙いでした。...
View Article書評した本: 森 功 『日本の暗黒事件』
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 光を当てなければ見えない この国の“裏面史” 森 功 『日本の暗黒事件』 新潮新書 778円...
View ArticleNEWSポストセブンで、「ひよっこ」沢村一樹について解説
記憶喪失の父役・沢村一樹 心の変化を目の動きや表情で好演 第16週(7月17日~22日)以降、週間平均視聴率20%超えを続けているNHK連続テレビ小説『ひよっこ』。行方不明になった「お父ちゃん」が記憶喪失の状態で見つかってからは物語が大きく動きだし、有村架純(24)演じるヒロインの谷田部みね子の人生物語とともに、お父ちゃんの記憶が戻るかどうかが大きな見どころとなっている。...
View Article「黒澤明」と「黒澤映画」は、”観る”のはもちろん、“読む”のも楽しい!?(その1)
近所のレンタル屋さんに行って、びっくりしました。新作も旧作も、5枚で1000円! 定額の動画配信サービスの普及や、会員なら無料のamazonプライムビデオなどの登場もあり、レンタル料金も随分こなれてきたものですね(笑)。 いい映画を観るのは人生の大きな楽しみですが、映画監督とその作品に関する本を読むのもまた、貴重な楽しみの一つです。 「黒澤明監督」と「黒澤作品」を読む...
View Article「黒澤明」と「黒澤映画」は、”観る”のはもちろん、“読む”のも楽しい!?(その2)
『天国と地獄』を観直す 黒澤明監督の『天国と地獄』を、DVDで観直しました。個人的には、黒澤作品の中で最も好きな1本です。 元々は調べたいことがあって、「冒頭部分だけ観よう」なんて思っていたのですが、いやあ、権藤邸でのオープニングから、もう目が離せません(笑)。ついつい最後まで観てしまいました。...
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