ドラマアワード「主演男優賞」受賞の小栗旬さんについて
小栗旬(「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」)が ドラマアワードで主演男優賞受賞 オリコンが質の高いドラマを表彰する“第8回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』”の各賞が発表され、主演男優賞を小栗旬(「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」 KTV/CX系)が受賞したことが明らかになった。 『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』は、株式会社oricon...
View Article書評した本: 池田晶子 『絶望を生きる哲学』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 池田晶子 『絶望を生きる哲学~池田晶子の言葉』 講談社 1080円 没後10年、残された哲学エッセイからテーマ別に言葉が選ばれた。たとえば「不安の正体」。形なき幸福を形あるものと捉えることで不幸になると著者は言う。また未来への不安も過去への後悔も、時間認識の勘違いであると。悩むことを楽しむ心の構えを知る。 茶谷誠一 『象徴天皇制の成立...
View Article“大根マジック”全開! 瑛太主演「ハロー張りネズミ」
日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。 今週は、ドラマ「ハロー張りネズミ」について書きました。 TBS系「ハロー張りネズミ」 “大根マジック”全開 瑛太主演のTBS系連続ドラマ「ハロー張りネズミ」。弘兼憲史の原作漫画は80年代の作品だ。 何度か映像化されているが、再び実写で見られるとは思わなかった。しかも演出・脚本は、「まほろ駅前番外地」(テレビ東京系)や「リバースエッジ...
View Article今期もまた、女優「松岡茉優」の進化は止まらない!?
『鈴木先生』から『あまちゃん』へ 女優・松岡茉優さんに初めて注目したのは、2011年に放送された、長谷川博己さん主演のドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)でした。それ以前、「おはガール」として出演していた『おはスタ』(同)は、さすがに見ていませんでしたから。...
View Article7月30日(日)「TBSレビュー」に出演します
TBSのスタジオで、秋沢淳子アナウンサー&見学のゼミ生と。 今週末、「TBSレビュー」に出演します。 7月30日(日) 午前5時30分~6時 「TBSレビュー」 テーマは、ドラマ「あなたのことはそれほど」です。 「あなたのことはそれほど」が 若い女性たちを中心に話題となった。 このドラマの主人公は結婚してすぐ “運命の人"と再会し、深い関係となる。 よくある不倫ドラマか…。 だが少し違っていた。...
View Articleフジテレビ「ホウドウキョク」で、「阪大文学部長の式辞」について解説
フジテレビ「ホウドウキョク」に、電話で生出演しました。 テーマは、 「文学部は役に立つ? 阪大文学部長が卒業生に語った思い」。 MCは、社会学者の古市憲寿(ふるいちのりとし)さんと鈴木理香子さんです。 △最近、「文学部って何の役に立つの?」と題された記事がネットで話題になっている。...
View Article北海道新聞で、スポーツ選手の「冠番組」について解説
スポーツ選手ら、道内局制作の番組に続々 気負いなく語る姿や声 魅力 日ハム西川選手 反響は想像以上 藤田元騎手 「自由でヤンチャに」 スポーツ選手らが司会などを務める道内局制作のテレビ・ラジオ番組が今月、相次いで始まった。試合から離れて気負いなく語る姿や声、時折のぞかせる素顔に魅力を感じ、ファンならずとも見聞きする視聴者が多いという。(中出幸恵)...
View Article確か今夜は隅田川。花火大会の夜に起きた殺人事件『罪火』
確か、今夜は隅田川の花火大会。 雨は大丈夫なんだろうか。 「花火大会の夜」に殺人事件が起きるのは、大門剛明:著『罪火(ざいか)』(角川書店)です。 この作品、『雪冤』で横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞した著者の受賞第1作でした。 殺人事件を犯人の側から描く「倒叙ミステリー」に挑戦しています。...
View ArticleNHK朝ドラ「ひよっこ」は、市井に生きる私たちの物語
毎日新聞のリレーコラム「週刊テレビ評」。 今回は、NHK朝ドラ「ひよっこ」について書きました。 【週刊テレビ評】 NHK「ひよっこ」 市井に生きる私たちの物語 後半戦に入ったNHK連続テレビ小説「ひよっこ」が猛暑に負けないほど熱を帯びている。茨城から集団就職で上京した主人公、谷田部みね子(有村架純)。勤めていたラジオ工場が閉鎖され、現在は赤坂にある洋食店のホール係だ。...
View Article書評した本: 『Mr.トルネード 藤田哲也 世界の空を救った男』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 勇気づけられる天才気象学者の軌跡 佐々木 健一 『Mr.トルネード 藤田哲也 世界の空を救った男』 文藝春秋 1,944円...
View Articleゴールまで2ヶ月。猛暑に負けない熱気を帯びてきた『ひよっこ』
ゴールまで、あと2ヶ月となったNHK連続テレビ小説『ひよっこ』ですが、このところ、猛暑に負けないほど熱気を帯びてきています。 物語の厚みが増してきた『ひよっこ』 奥茨城から集団就職で上京した主人公、谷田部みね子(有村架純)。最初に勤めたトランジスタラジオの工場が閉鎖されてしまい、現在は赤坂にある洋食店のホール係をしています。...
View Article「ACジャパン・NHK 共同キャンペーン」の飯豊まりえさん
日経MJ(日経流通新聞)に連載しているコラム「CM裏表」。 今回は、ACジャパン・NHK 共同キャンペーン「合言葉 家族を守る愛言葉」篇について書きました。 ACジャパン・NHK 「合言葉 家族を守る愛言葉」篇 実の孫のような飯豊さんの笑顔...
View Article80年代の原作を生かして、現代を描くドラマ2本
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、ドラマ「黒革の手帖」と「ハロー張りネズミ」について書きました。 「黒革の手帖」「ハロー張りネズミ」 80年代の原作を生かして現代を描く ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日―HTB)が好調だ。原口元子(武井咲)は銀座にある高級クラブのママ。しかし以前は派遣の銀行員だった。銀行が隠す不正な預金を横領し、それを元手に店をオープンしたのだ。...
View Article【気まぐれ写真館】 ホテルニューオータニ ガーデンラウンジ 2017.08.03
西に住む友と、久しぶりの再会。 夕暮れのガーデンラウンジでお茶を飲む。 明朝、仕事で英国へ向かうという。 ”東京トランジット”の貴重な時間。 「会おうよ」と立ち寄ってくれたことが嬉しい。 同じ年の生まれ。 同じ年の大学入学。 日吉の丘、三田の山という風景の共有。 卒業後は西と東で仕事。 そして今、就職した会社の経営者となった友。 大学で仕事をしている私。...
View Article「黒革の手帖」武井咲の“銀座で一番若いママ”
日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。 今週は、ドラマ「黒革の手帖」について書きました。 テレビ朝日系「黒革の手帖」 米倉涼子のイメージ払拭 武井咲に“銀座で一番若いママ”の貫禄 ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)が好調だ。原口元子(武井咲)は銀座にある高級クラブのママ。しかし以前は派遣の銀行員だった。銀行が隠す不正な預金を横領し、それを元手に店をオープンしたのだ。...
View ArticleNEWSポストセブンで、『黒革の手帖』の脇役たちについて解説
黒革の手帖 好調理由の1つは 脇固める役者のキャスティングの妙 武井咲(23)主演の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)が好調だ。平均視聴率は初回放送が11.7%、第2回が12.3%とともに二桁越えをマーク。下馬評では「CM女優のイメージが強い武井にこの大役は務まらないのでは?」との声も多かったが、「銀座のママ」という色気ある役どころで新境地を開拓している。...
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