書評した本: 『司馬さん、みつけました。』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 山野博史 『司馬さん、みつけました。』 和泉書院 2160円 著者は関西大名誉教授。新聞や雑誌に寄稿してきた、司馬遼太郎の「人と仕事」をめぐる文章が一冊になった。歴史よりも人間への関心。少しの米食とビタミン剤の健康法。映像化と原作者などのエピソードが開陳されている。また作家としての軌跡の解説も十全だ。 池澤夏樹 『終わりと始まり2.0』 朝日新聞出版...
View Article「時代のセンサー」としてのCMで、「物語」を感じさせる少女たち
森永乳業「蜜と雪」CM 「時代のセンサー」としてのCMで、 「物語」を感じさせる少女とは!? 新たな逸材として・・・箭内夢菜(やないゆめな)さん...
View Article脚本家・倉本聰が執筆中の新作「やすらぎの刻(とき)~道」
脚本家・倉本聰 83歳の挑戦 執筆中の新作「やすらぎの刻(とき)~道」 脚本家・倉本聰が現在、「やすらぎの郷」(17年、テレビ朝日―HTB)の続編となる「やすらぎの刻(とき)~道」(19年4月から1年間の放送、同)の執筆に取り組んでいる。しかも描かれるのは老人ホーム「やすらぎの郷」の物語だけではない。...
View Article「部長 風花凜子の恋」 りょうが演じる“強さと弱さのバランス”
「部長 風花凜子の恋」 りょうが演じる“強さと弱さのバランス” 弘兼憲史の漫画「課長島耕作」の連載が始まったのは35年前。課長だった島も今やテコット(旧初芝電器)の会長だ。 35周年企画「部長 風花凜子の恋」(読売テレビ制作、日本テレビ系)は、特別編と完結編の2週連続放送。いわゆるスピンオフ作品で、主人公は国際本部北米部部長の風花凜子(りょう)。有力な役員候補の1人だ。...
View Article女性セブンで、「長嶋一茂さんと石原良純さん」について解説
大物二世の一茂と良純 「炎上しない安心感」で爆売れ中 114回と138回──これは、長嶋一茂(52才)と石原良純(56才)が、今年の上半期にテレビ出演した回数。タレントではトップクラスだ。...
View Article書評した本: 夏野 剛 『誰がテレビを殺すのか』
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 夏野 剛 『誰がテレビを殺すのか』 角川新書 885円 夏野剛『誰がテレビを殺すのか』は物騒なタイトルだが、中身のリアリティは十分だ。著者は元NTTドコモ執行役員で、現在は複数のネット系企業で取締役を務めている。テレビ業界を客観的に分析できる立場と見識を持つと言っていい。...
View Article伝説の主人公は生きていた!?「黒板五郎」本人が語る、もうひとつの『北の国から』
伝説の主人公は生きていた!? 「黒板五郎」本人が語る、 もうひとつの『北の国から』 倉本聰脚本『北の国から』(フジテレビ系)の放送が始まったのは1981年秋のことでした。東京から故郷の北海道・富良野に、2人の子供を連れて戻ってきた黒板五郎(田中邦衛)が、電気も水道もない「廃屋」となっていた実家で暮らし始めます。 翌年、連ドラ全24話の放送が終了した後も、『北の国から '87初恋』『北の国から...
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