書評した本: 林 忠彦 『時代を語る 林忠彦の仕事』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 林 忠彦 『時代を語る 林忠彦の仕事』 光村推古書院 4104円 戦時中の前線兵士と銃後の護り。敗戦後の上野に生きる戦災孤児たち。銀座のバーでの太宰治。岸信介が臨席する自衛隊観閲式。さらに長崎や熊本の深部に迫る風景写真。まるで生誕100年を記念する展覧会を見るように、その歩みと仕事の全貌が目の前に広がる。 富岡幸一郎:編著 『西部邁 自死について』...
View ArticleTBS「チア☆ダン」は次代ヒロイン候補の“オーディション”
TBS「チア☆ダン」は 次代ヒロイン候補の“オーディション” 夏ドラマが始まった。刑事物や医療物はもちろん、さまざまなジャンルが並ぶ中、直球の青春ドラマといえるのが「チア☆ダン」(TBS系)だ。...
View ArticleNEWSポストセブンで、「一発屋芸人」について解説
一発屋はもう生まれない? 「一発屋芸人」は今やブランド化 「一発屋芸人」で思い浮かぶのは、ダンディ坂野(51才)、テツandトモ、小島よしお(37才)、ムーディ勝山(38才)ら、中堅からベテランの芸人ばかり。以前と比べると、一発屋芸人と呼ばれる人たちはあまり生まれていない。いったいなぜか? 突き詰めると、そこから意外な真相が見えてきた。...
View Article「半分、青い。」 朝ドラらしからぬ魅力
「半分、青い。」 朝ドラらしからぬ朝ドラの魅力 後半戦に入ったNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」。この朝ドラにはいくつもの驚きがある。...
View Article書評した本: 倉本 聰 『「北の国から」異聞』
倉本 聰 『「北の国から」異聞 ~黒板五郎独占インタビュー!』 講談社 1512円 倉本聰脚本『北の国から』(フジテレビ系)の放送が始まったのは1981年。東京から故郷の北海道・富良野に2人の子供を連れて戻ってきた黒板五郎(田中邦衛)が、廃屋となっていた実家で暮らし始める。 以来、『北の国から2002遺言』までの約20年、視聴者は黒板一家を遠い親戚か知人のように見守り続けた。...
View Article4月~6月期の連ドラで「熱かった男」たち
4月~6月期の連ドラで目をひいた、 とても「熱かった男」たち ● テレ東「宮本から君へ」の池松壮亮さん 懐かしいタイトル。テレビ東京系のドラマ25「宮本から君へ」です。新井英樹さんの原作漫画が「モーニング」に連載されていたのは1990年代前半。まだバブルの余韻も残る時期に、汗くさくて泥くさくて暑苦しい新人営業マンの物語がヘンに新鮮でした。...
View Article