ドラマ「恋のツキ」徳永えりの女優魂
テレ東「恋のツキ」 濡れ場も躊躇しない徳永えりの女優魂 深夜ドラマ「恋のツキ」の主演は徳永えりだ。とはいえ名前を聞いて、すぐに顔が浮かぶ人ばかりじゃないと思う。 たとえば朝ドラ「わろてんか」。ヒロイン・てんの世話をする女中さんで、後に「北村笑店」の番頭・風太(濱田岳)の妻になったトキを演じていた。かなりの演技派だが、ふだんは脇役が多い。...
View Article週刊朝日で、フジ月9「SUITS/スーツ」について解説
織田×保奈美の「東ラブ」コンビ復活でも 崖っぷちの月9再興は「期待薄」 フジテレビ月9ドラマとして10月から放送が予定されている「SUITS/スーツ」。同名の海外人気ドラマの日本版で、主演は織田裕二。織田が演じる敏腕弁護士とHey!Say!JUMPの中島裕翔演じる天才若手との、いわゆる“バディ物”だ。...
View Article「鎮魂」の8月、秀作だったドラマ『夕凪の街 桜の国 2018』
「鎮魂」の8月、 秀作だったドラマ『夕凪の街 桜の国 2018』 8月は、「鎮魂」の月 今月も、あとわずかとなりました。8月6日「広島原爆の日」、8月9日「長崎原爆の日」、そして8月15日「終戦の日」。73年が過ぎても、やはり8月は「鎮魂」の月です。...
View Article「戦争特番のない8月」の民放と、Nスペ「戦争特集」6本のNHK
「戦争特番のない8月」だった民放と、 Nスペ「戦争特集」6本のNHK かつて8月になれば、テレビで何本も放送されていた、「戦争」がテーマの特別番組。しかし今年の8月、民放ではほとんど目にすることがありませんでした。 ドキュメンタリー、ましてや戦争がらみとなれば、あまり高い視聴率を望めないからでしょうか。「戦争特番のない8月」だったのです。...
View Article今年の夏、何より「キャラクター」が光ったCMとは!?
今年の夏、 何より「キャラクター」が光った CMとは!? いつの時代にも、人気のCMキャラクターが存在します。この夏も、キラッと光ったCMの中に、永遠のレジェンドキャラクターと地上最強のキャラクターコラボがありました。 永遠のレジェンドキャラクター ヤクルト「タフマン」 健康栄養ドリンク「タフマン」が発売されたのは、38年前の1980年のことです。...
View Article書評した本: 長谷川郁夫 『編集者 漱石』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 長谷川郁夫 『編集者 漱石』 新潮社 3,780円 小沢書店を創立し、多くの作品を編んできた著者が着目したのは、編集者の先達としての漱石である。親友の正岡子規に鍛えられた漱石は、寺田寅彦、鈴木三重吉、長塚節、志賀直哉などの背中を押していった。編集という仕事の意味や価値を再認識させる文芸評伝。 遠藤 徹 『バットマンの死~ ポスト9・11のアメリカ社会と...
View Articleフジ月9「絶対零度」 失踪した上戸彩の謎は?
フジ月9「絶対零度」 失踪した上戸彩の謎は解明されるのか 刑事ドラマの月9「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」は、そのユニークな設定が光っている。 個人情報から監視カメラの映像までを集めたビッグデータを解析。過去の犯罪データと照合することで、殺人など重大犯罪に走る可能性の高い人物を割り出していく。ただし警視庁内の極秘プロジェクトであり、「ミハン(未然犯罪捜査チーム)」は総務部資料課を隠れみのに活動中だ。...
View Articleサンデー毎日で、「ちびまる子ちゃん」について解説
さようなら、さくらももこさん 「ちびまる子ちゃん」世代に衝撃! 国民的人気漫画『ちびまる子ちゃん』の作者として知られる漫画家のさくらももこさんが8月15日に亡くなった。乳がんを患い長らく闘病中だったというが、53歳での旅立ちはあまりにも早い。広く愛されたちびまる子ちゃんとさくらさんの軌跡―。...
View Article「Nスペ」戦争特集の試み 可視化された戦場の現実
「Nスペ」戦争特集の試み 可視化された戦場の現実 かつて8月になると、「戦争」をテーマにした番組を何本も目にしたものだ。しかし最近の民放ではあまり見かけなくなった。その分、NHKの健闘が目立つのかもしれない。 8月11日に放送されたのはNHKスペシャル「祖父が見た戦場-ルソン島の戦い 20万人の最期-」(制作=名古屋放送局)だ。...
View Article戦後73年 Nスペ「戦争」特集
戦後73年 Nスペ「戦争」特集 これもひとつの「忖度(そんたく)」ではないか。かつて8月になれば放送されていた、「戦争」がテーマの特番を、民放ではほとんど見かけなかった。...
View Article「透明なゆりかご」 で、難役に挑む清原果那
NHKドラマ10「透明なゆりかご」 難役に挑む清原果那に注目 NHKドラマ10「透明なゆりかご」の舞台は、由比(瀬戸康史)が院長の産婦人科。そこに看護師見習いとして来たのがアオイ(清原果耶)だ。...
View Article書評した本: 梯久美子 『原民喜 死と愛と孤独の肖像』
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 梯久美子『原民喜 死と愛と孤独の肖像』 岩波新書 929円 梯久美子『原民喜 死と愛と孤独の肖像』は、昭和26年に45歳で自ら生涯を閉じた作家・詩人の本格評伝だ。「私の自我(ママ)像に題する言葉は、/死と愛と孤独/恐らくこの三つの言葉になるだらう」という原の文章をもとにした三部構成となっている。...
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