今期も快走!『ドクターX』の「失敗しない」進化とは!?
今期も快走! 『ドクターX』の「失敗しない」進化とは!? 米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の放送が始まったのは2012年のことでした。もう7年になるんですね。 『相棒』と共に、テレ朝を代表する「鉄板シリーズ」となったこのドラマ、今期はシリーズ第6弾です。とはいえ、長年にわたって高い人気を持続するのは容易なことではありません。 シリーズドラマの「落とし穴」...
View Article「霧山くん」は再びアメリカへ!『時効警察はじめました』が、おわりました。
「霧山くん」は再びアメリカへ! 『時効警察はじめました』が、おわりました。 連ドラとしては12年ぶりに復活した『時効警察』シリーズ、その名も『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)が終っちゃいました。全8話なので終了も早い。 主人公は、すでに時効となっている未解決事件の真相を探るのが「趣味」だという警察官、霧山修一朗。演じたのは、もちろん前作同様、オダギリジョーさんです。...
View Article言葉の備忘録118 人間にとっての・・・
2019年師走の半月 人間にとっての 正しいあり方は、 「勝とう」と考えるよりも、 「負けない」と考えることだと 思います。 橋本 治「負けない力」
View Article親友と自販機「世界一のカフェ」
コカ・コーラ 自販機キャンペーン 「世界一カフェ」篇 いつもの自販機 私には「世界一」 北陸のどこかにある町。女子高生(古川琴音、紫乃)にとって、海辺のバス停のベンチは「特別な場所」だ。座るのも寝そべるのも自由。自販機があり、たった130円で、まったりとお茶できる。...
View Article地震描写がリアルだった、NHK「パラレル東京」
NHK「パラレル東京」 地震描写が息をのむほどリアルだった 先週、月曜から4夜連続で放送された、ドラマ「パラレル東京」。首都直下地震を描くシミュレーションドラマだった。物語の舞台は架空の民放テレビ局だ。このドラマの放送初日と同じ12月2日、夕方の東京をM7・3の巨大地震が襲う。テレビ局のスタジオでは、スポーツ担当の倉石美香(小芝風花、好演)が急きょ、キャスターを務めることになる。...
View Article正しい進化を遂げた「ドクターX」
正しい進化を遂げた「ドクターX」 2012年に放送を開始した米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日-HTB)。今期がシリーズ第6弾となる。「不動の定番」などと呼ぶのは簡単だが、長年にわたって高い人気を持続するのは容易なことではない。ではなぜ、このドラマはそれが可能なのか。...
View Article松重豊が五感を刺激する「孤独のグルメ」の共有する楽しみ
松重豊が五感を刺激する 「孤独のグルメ」の共有する楽しみ 2012年に始まり、今回がシーズン8となる「孤独のグルメ」。主人公の井之頭五郎(松重豊)も、仕事で訪れた街で味わう「一人飯」という構成も不動のままだ。いわば不変という名のオアシスがここにある。...
View Article言葉の備忘録120 自分の内部に・・・
羽田 2019 自分の内部に聞き耳をたてること。 その訓練を積むこと。 そして、 勇気を出して、 少しずつ自分の内部の声に従うこと。 中島義道 「哲学者とは何か」
View Article【書評した本】 倉谷滋 『怪獣生物学入門』
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 シン・ゴジラの乱杭歯の秘密とは? 倉谷滋『怪獣生物学入門』 インターナショナル新書/968円 1960年代は「怪獣」の全盛期だ。東宝の『ゴジラ』シリーズが毎年のように公開され、テレビの『ウルトラQ』や『ウルトラマン』が人気を集めていた。...
View Article2019年のテレビは・・・
<週刊テレビ評> 2019年を振り返る 戦争伝えなかった夏の民放 今年のテレビ界を振り返ってみたい。まずドラマだが、最も熱かったのが4月クールだ。「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)は働き方と生き方の関係を描く、社会派エンターテインメントの秀作だった。...
View Article【書評した本】 佐高 信 『いま、なぜ魯迅か』
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 「いまこそ魯迅」という著者の闘争継続宣言 佐高 信『いま、なぜ魯迅か』 集英社新書/880円 佐高信『いま、なぜ魯迅か』は、今年74歳になる著者の思想的自叙伝である。自身の「思想の源郷」というべき魯迅。その魯迅に影響を受け、そして著者に影響を与えてきた人々の「思想と行動」を振り返っていく。...
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