異色の法医学ドラマ「監察医 朝顔」
異色の法医学ドラマ「監察医 朝顔」 今期が第2シーズンとなる「監察医 朝顔」(フジテレビ系)は不思議な味わいのドラマだ。主人公の万木朝顔(上野樹里)は大学の法医学者。警察が持ち込む遺体を調べ、死因を究明する。ただし、死因を探ることが事件の解決につながっていた「アンナチュラル」(TBS系)などとは趣きが異なっている。...
View ArticleJT「スーシャルディスタンス」キャンペーン
JT「スーシャルディスタンス」 王妃とスナイパー 強烈に発信 JTのWEB限定動画は豪華なインタビューだ。何しろ相手が「ベルサイユのばら」と「ゴルゴ13」の主人公なのだ。 たばこを吸わないマリー・アントワネットさんに、好きな人が「歩きたばこ」をしていたらと訊ねる。「わたくしの国にも喫煙所を作ってみせますわ。おーほっほっほ」と堂々のお答え。...
View ArticleNHK「少年寅次郎スペシャル」 井上真央の存在感
NHK 特集ドラマ 「少年寅次郎スペシャル」 井上真央の存在感が圧倒的だ 4日夜、「少年寅次郎スペシャル」前編が放送された。昨年秋の土曜ドラマ「少年寅次郎」の続きにあたる。主な舞台は昭和25年。駆け出しのテキヤである寅次郎(井上優吏)は旅先にいる。...
View Article言葉の備忘録205 タイムレス・・・
「タイムレス」 「レボリューショナリー」 「オリジナリティ」 河尻 亨一『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』 TIMELESS 石岡瑛子とその時代 河尻 亨一 朝日新聞出版
View Article朝ドラ『エール』が描いた、怒涛の「ラスト2週間」
朝ドラ『エール』が描いた、 怒涛の「ラスト2週間」の意味とは!? NHKの連続テレビ小説『エール』が幕を閉じました。コロナ禍の中の制作・放送は大変だったと思いますが、しっかり完走したスタッフ・キャストに、まず拍手です。特に最終週とその前の週の「ラスト2週間」の展開は見事でした。...
View Article流行語大賞に、「3密」などと並んで「愛の不時着」
今年の「流行語大賞」に、 「3密」などと並んで「愛の不時着」 毎年恒例の「流行語大賞」が発表されました。「3密」や「アベノマスク」といった新型コロナウイルス関連が目立ちますが、このトップ10の中に、韓国ドラマ「愛の不時着」が入っています。 師走の風物詩みたいな「流行語大賞」、正確には「2020年ユーキャン新語・流行語大賞」というんですね。...
View Article言葉の備忘録206 古い年の・・・
日比谷公園 2020 古い年の終わりに穏やかに枯れていくものたち 新しい年の始めに生き生きと芽吹くものたち そのどちらも同じひとつのいのち 切り離してしまえるものは何ひとつないのだ ――谷川俊太郎 「終わりと始まり」 堀内誠一×谷川俊太郎 『音楽の肖像』 音楽の肖像 堀内誠一 谷川俊太郎 小学館
View Article『ゴジラとヒロイン』、19日(土)に放送!
我が家のゴジラ 「実相寺昭雄研究会」の仲間である、監督の八木毅さん(平成のウルトラシリーズ)と撮影監督の中堀正夫さん(旧実相寺組の親分)が制作に携わった、『ゴジラとヒロイン』が19日(土)に放送されます! 『ゴジラとヒロイン』 12月19日(土)[BSプレミアム]後7:30...
View Article『おちょやん』が展開した、「貧乏」と「乱暴」の第1週
朝ドラ『おちょやん』が展開した、 「貧乏」と「乱暴」の第1週 NHKの連続テレビ小説『おちょやん』がスタートしました。女優の浪花千栄子さんがモデルだというこのドラマ、第1週を見て「ちょっと引き気味」になった視聴者が少なくなかったようです。それは一体、なぜなのか? 本来なら10...
View Article『おちょやん』 なぜ第2週で一層面白くなったのか!?
『おちょやん』は、 なぜ「第2週」で一層面白くなったのか!? NHK連続テレビ小説『おちょやん』の第2週が放送されました。第1週では、幼い主人公の「過酷な境遇」を伝えようと、やや貧乏と乱暴を強調し過ぎたきらいがあったのですが、第2週はストレートな面白さで押してきました。 第1週(第1話~第5話)「河内編」のラストで、9歳の千代(毎田暖乃 まいだのの)は大阪へと奉公に出ました。...
View Articleシズ(篠原涼子)が色香見せた『おちょやん』第3週
シズ(篠原涼子)が色香見せた 『おちょやん』第3週 千代に波乱含みも 11月末から始まった、NHK連続テレビ小説『おちょやん』。少女時代を描いた第1週と第2週が終り、第3週(12月14日~18日)はヒロインを演じる杉咲花さんの本格的スタートとなりました。さて、その加速ぶりは!?...
View Article70年代の「名作ドラマは?」と問われて・・・
70年代の「名作ドラマは?」 と問われて・・・ 雑誌の取材を受けました。テーマは「1970年代の名作ドラマ」です。70年代から80年代にかけては、「ドラマの黄金時代」でもありました。 記者さんに対しては、以下のドラマを挙げさせていただきました。他に何本もあるのですが、キリがないので(笑)、最小限にとどめた次第です。 「時間ですよ」 TBS 1970年...
View Article『35歳の少女』が、『モモ』を援用して発したメッセージ
『35歳の少女』が 柴咲コウの「代表作」の一つになった と言えるワケ 『モモ』を援用しながら発したメッセージ 今期ドラマの中で注目していた、柴咲コウ主演『35歳の少女』(日本テレビ系)が幕を閉じた。...
View Articleコロナ禍に揺れた2020年のドラマ界を振り返る
「テレビ 見るべきものは!!」年末拡大版 コロナ禍に揺れた 2020年のドラマ界を振り返る 社会全体がそうであるように、今年のドラマ界もまた新型コロナウイルスの感染拡大を抜きに語ることはできない。厳しい状況の中でドラマ制作を続けた皆さんに敬意を表しながら、この一年を振り返ってみたい。...
View Article