「日本民間放送連盟賞」審査会 2018.08.23
紀尾井町の日本民間放送連盟へ。 終日、連盟賞「放送と公共性」部門の最終審査会。 今年もまた、優れた事績が並びました。 結果ですが・・・ 発表は後日になります。
View Article「ヤッさん」は食ドラマというより人情ドラマ
日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。 今週は、テレビ東京のドラマ「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿」について書きました。 ただの食ドラマにあらず 伊原剛志「ヤッさん」が醸す人情 主人公の設定が秀逸だ。テレビ東京系のドラマ「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿」である。...
View ArticleBBCが選んだ「21世紀の偉大な映画ベスト100」
イギリスの公共放送局BBC(英国放送協会)が選んだ、「21世紀の偉大な映画ベスト100」というランキングが発表されました。 4位に『千と千尋の神隠し』が入っているというので、話題になっています。 というか、100本の中に、日本映画は、これ1本だけなんですよね。 そちらのほうを話題にすべきかも(笑)。 で、1位から10位までを見てみると・・・...
View Article書評した本: 川村二郎 『社会人としての言葉の流儀』ほか
残暑、お見舞い申し上げます! 「週刊新潮」の書評欄に書いたのは、以下の本です。 川村二郎 『社会人としての言葉の流儀』 東京書館 1512円 著者は元「週刊朝日」編集長。言葉に関して筋金入りの頑固者だ。「生きざま」「こだわり」といった言葉を無神経に使うことを戒め、「思う」と「考える」と「感じる」を正確に使い分けることの大切さを教えてくれる。正しい言葉を学ぶ日本語読本。言葉は人なり。 瀧口雅仁...
View ArticleBPO「放送倫理検証委員会」の10年
設立から10年となる、放送倫理・番組向上機構(BPO)「放送倫理検証委員会」。 毎日新聞の「論点」に寄稿しました。 <論点>放送倫理検証委を問う NHKと日本民間放送連盟が設置した第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の3委員会の一つ、放送倫理検証委員会が今年、10年目を迎えた。放送の自律を強化し、政治による介入を阻止すべく誕生した検証委は、その役割を果たせているのだろうか。...
View Article怖いけど、笑える話
『鳥肌が』(PHP研究所)は、短歌、エッセイ、評論と横断的に活躍する歌人・穂村 弘さんの最新エッセイ集。 怖いけど、つい苦笑いしてしまう話が並ぶ。 言われてみれば、またよく考えてみれば、「そっくりさん」も、そして「原材料」もかなり不安だ。 著者の歌ではないが、本書に掲載されている、 ほんとうは あなたは無呼吸症候群 おしえないまま 隣でねむる の一首が怖い。 ね、怖いでしょ?(笑)...
View Article武井咲主演の「忠臣蔵」って?
週刊新潮で、NHKの土曜時代劇「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~」についてコメントしました。 武井咲、48人目の忠臣に 浅野家再興を描く クライマックスの討ち入りで終わらぬ忠臣蔵――。しかも主演は女優の武井咲(22)というのが、9月24日にスタートするNHKの土曜時代劇「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~」(全20回、18時10分~)である。...
View Article『24時間テレビ』の裏で、「障害者=感動」に問題提起
フジテレビのニュース専門チャンネル「ホウドウキョク」。 30日の夜、「あしたのコンパス」に、電話で生出演しました。 テーマは、「『24時間テレビ』の裏で、「障害者=感動」に問題提起」。 MCは津田大介さんと、大島由香里アナウンサーです。 <報じられていること> ●8月28日に日本テレビの24時間テレビの裏で、障害者を感動のテーマとして扱うことを疑問視する生討論番組を、NHK...
View Article上野の東京文化会館で「吉田都」を観る 2016.08.31
上野の東京文化会館で、バレエの「吉田都」を観てきました。 吉田都×堀内元「Ballet for the Future 2016」。 バレエの素人にも、目に前にすごい人がいるぞ、ってことがわかりました。 吉田都(よしだ・みやこ) バレエダンサー 1965年、東京都生まれ。...
View Article設定と内容に無理があった「女たちの特捜最前線」
日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。 今週は、「女たちの特捜最前線」(テレビ朝日)について書きました。 高島&高畑出演ドラマ そもそも設定と内容に無理があった 先週、高島礼子主演の「女たちの特捜最前線」(テレビ朝日系)が6話目で終了した。視聴率の低迷による打ち切りといわれるが、高畑淳子の息子が婦女暴行の容疑で逮捕されたことで、二重に悲愴感が漂う。...
View ArticleEテレ『バリバラ』が問いかけた、障害者とテレビの「危うい関係」
8月27日の夜から翌28日にかけて、『24時間テレビ39 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が放送された。約40年も続いており、テレビ界の夏の風物詩としてすっかり定着した大型チャリティー番組だ。 毎回、番組の軸となっているのは、障害を持つ人たちの様々な“挑戦”である。...
View Article書評した本: 浅丘ルリ子 『私は女優』 ほか
「週刊新潮」の書評欄に書いたのは、以下の本です。 浅丘ルリ子 『私は女優』 日本経済新聞出版社 1,836円 現在、脚本家の倉本聰が“新作”を執筆中だ。それだけでドラマファンはわくわくする。しかもNHK朝ドラのように毎日放送する帯ドラマだ。放送は来春からで、タイトルは『やすらぎの郷(さと)』(テレビ朝日系)。...
View Article一種の”ショー”と化していた、高畑淳子「謝罪会見」
産経新聞で、高畑淳子さんの「謝罪会見」について、コメントしました。 高畑淳子、みのもんた、三田佳子… なぜ成人した子供の不祥事で 「親の責任」に関心が集まるのか?...
View Article「評伝」の面白さ~瀬戸内寂聴さんをめぐって
本のサイト「シミルボン」に、以下のコラムを寄稿しました。 https://shimirubon.jp/columns/1674123 瀬戸内寂聴さんをめぐる「評伝」の面白さ 評伝や伝記は面白い。作家という種族を描いたものは特にそうだ。...
View Article24時間ソーシャル状態、しんどくない?
ビジネスジャーナルに、以下のコラムを寄稿しました。 フォロワー数の増減は 実生活になんの影響もない… 24時間ソーシャル状態、しんどくない? テレビ番組もそうだが、CMは時代を映す鏡だ。その時どきの世相、流行、社会現象、そして人間模様までを、どこかに反映させている。この夏、流されているCMのなかから、注目作を2本選んでみた。共通するのは「喚起するチカラ」だ。 ●JR東日本『行くぜ、東北。...
View Article「24時間テレビ」と「バリバラ」について
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、「24時間テレビ」と「バリバラ」について書きました。 Eテレ「バリバラ」の挑戦 「障害者で感動」検証促す 8月27日の夜から28日にかけて、「24時間テレビ39 愛は地球を救う」(日本テレビ―STV)が放送された。...
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