4分の1が過ぎた『おんな城主 直虎』を、どう評価するか!?
1月に始まったNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』も、全体の4分の1が経過しました。雑誌と新聞から、「ここまでをどう評価するか」という取材があり、ざっと以下のような話をさせていただきました。 「題材選び」は正しかったのか? 直虎役の柴咲コウさん、熱演しているとは思います。けれど、そもそもの題材選びが悪かった、というほかありません。...
View Articleドラマ『絆~走れ奇跡の子馬~』が描いた「3.11」
日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。 今週は、NHKの特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」を取り上げました。 NHK 特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」 力ある役者が誠実に演じていた 23日から2夜連続で、NHKが特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」を放送した。東日本大震災で牧場と家族を失った福島の一家が、震災の日に生まれた子馬を競走馬として育てていく物語だ。...
View Articleビジネスジャーナルで、Eテレ『おかあさんといっしょ』を解説
「圧倒的人気番組」 Eテレ『おかあさんといっしょ』の真実 子供がピタッと泣きやむ 謎と膨大なノウハウ 現在子育て中の人はもちろん、子供がいない人も幼少時のなつかしい記憶として覚えているに違いない『おかあさんといっしょ』や『いないいないばあっ!』。まさに国民的といっていい、NHK Eテレが放送する幼児番組だ。...
View Article”鎮魂の月”最後の日に読む、いとうせいこう『想像ラジオ』
2011年以来、”鎮魂の月”となった3月も終わります。 今月最後の日に読むのは、いとうせいこうさんの小説『想像ラジオ』(河出書房新社)です。 これまでに、地震や津波を取り込んだ形の文芸作品がいくつも生まれました。 しかし、これほどのインパクトを持つものはないのではないでしょうか。 主人公は、ラジオパーソナリティであるDJアーク。 被災地から、不眠不休で放送を続けています。...
View Article書評した本: 有森 隆 『住友銀行暗黒史』ほか
「週刊新潮」に、以下の書評を寄稿しました。 有森 隆 『住友銀行暗黒史』 さくら舎 1728円 戦後最大の経済事件といわれる「住友銀行・イトマン事件」。90年代初頭、大銀行から商社経由で6000億円が裏の世界に流れ込んだ。著者はその経緯を丹念に洗い直していく。東西暴力団の代理戦争、バブルの闇、マスコミ人の暗躍。事件はまだ終わっていない。 安倍 寧 『ミュージカル教室へようこそ!...
View Article森永乳業カップアイスMOWの高橋一生さん
日経MJ(日経流通新聞)に連載しているコラム「CM裏表」。 今回は、高橋一生さんが出演している、カップアイスMOW(モウ)のCMについて書きました。 森永乳業MOW「高橋店長の品出し」編 シャイで誠実 新たな魅力発見...
View Article深夜ドラマ「笑う招き猫」のヒロインは清水富美加
日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。 今週は、清水富美加と松井玲奈のドラマ「笑う招き猫」について書きました。 TBS系「笑う招き猫」 清水富美加を再びドラマで 見る日は来ないのだろうか 小説「笑う招き猫」は作家・山本幸久のデビュー作。売れない女性漫才コンビ「アカコとヒトミ」の笑える奮闘物語だ。...
View ArticleNHK「3.11」ドラマ&ドキュメンタリー
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、NHKの「3.11」特番について書きました。 ドラマとドキュメンタリーを駆使 「3.11」をリマインドしたNHK 3月23日から2夜連続で、NHKが特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」を放送した。東日本大震災と原発事故で家族と牧場を失った福島の一家が、震災の最中に生まれた子馬を競走馬として育てていく物語だ。...
View Article週刊ポストで、フジテレビ「女子アナ採用」についてコメント
フジテレビの女子アナ採用は 役員の好みで決まる 古くは河野景子、八木亜希子、有賀さつきの「花の三人娘」、近年はアヤパン(高島彩)、カトパン(加藤綾子)と、女子アナブームを牽引してきたフジテレビには、時代ごとにエースがいた。しかし“女子アナ王国”を築いてきたフジが今、“人材難”に陥っているという。そんな苦境を憂えた同局の元人気アナが、何と局のトップたちを相手に声を上げた。...
View Article『サザエさん』でスポンサーへの忖度(そんたく)!?
スポンサーへの「そんたく」!? マスオさんに「宝くじ」を買わせたフジテレビ スポンサーの「商品」を買ったマスオさん 4月2日(日)放送のアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)を見ていて、驚きました。マスオさんが宝くじ売り場で、宝くじを買っていたのです。...
View Article