東日本大震災から7年目の「3月11日」に
東日本大震災から7年目の「3月11日」に 東日本大震災から7年。決して短い年月ではありませんが、被災した方々の物心両面の痛手は十分に癒えないまま、被災地以外での記憶の風化が著しいように思えます。 猪瀬直樹『救出~3.11気仙沼...
View Articleドラマの「脚本」と「脚本家」について、倉本聰さんに訊いてみたら・・・
ドラマの「脚本」と「脚本家」について、 倉本聰さんに訊いてみたら・・・ 現在放送中のドラマ、どんな人たちが脚本を書いているのでしょう。主だった作品を挙げてみると・・・ 『海月姫』 徳永友一 『FINAL CUT』 金子ありさ 『きみが心に棲みついた』 吉澤智子、徳尾浩司 『anone』 坂元裕二 『BG ~身辺警護人~』 井上由美子 『隣の家族は青く見える』中谷まゆみ 『アンナチュラル』...
View Article『99.9―刑事専門弁護士―』シリーズは、「俳優・松本潤」の代表作になるか!?
『99.9―刑事専門弁護士―』シリーズは、 「俳優・松本潤」の代表作になるか!? 「食わず嫌い」はもったいない『99.9』...
View Articleファンには理想郷 秀逸ドラマ「オー・マイ・ジャンプ!」
ファンには理想郷 秀逸ドラマ「オー・マイ・ジャンプ!」 ドラマ24「オー・マイ・ジャンプ!」(テレビ東京系)は、この枠の記念すべき50作目。しかも同じ50ということで、今年創刊50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」とのコラボ企画だ。 まず物語の舞台である秘密クラブ「オー・マイ・ジャンプ!」がいい。店内に「ジャンプ」のバックナンバーや漫画の単行本がずらりと並ぶ、ファンにとっての理想郷だ。...
View Article書評した本: 橋本 治 『九十八歳になった私』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 橋本 治『九十八歳になった私』 講談社 1728円 舞台は2046年、大震災後の東京だ。主人公の「橋本治」は元小説家にして98歳の独居老人。50代の編集者や自分自身を相手に「記憶が執着心と共に消えて行くな」「希望は幻想だよ」などと呟く様子は日頃の著者を思わせる。近未来予測私小説とでも言えそうだ。 大庭萱朗:編 『色川武大・阿佐田哲也ベスト・エッセイ』...
View Article石原さとみ主演「アンナチュラル」は今期最大の収穫か!?
石原さとみ主演「アンナチュラル」は 今期最大の収穫か!? 今期のドラマも、それぞれゴールが迫ってきました。途中で息切れした作品も少なくないのですが、最終回を迎える石原さとみ主演「アンナチュラル」(TBS系)は、その逆と言えるでしょう。ここまで、終わってしまうのが惜しいくらい、充実度が高まってきています。開始後に一度取り上げましたが、あらためて総括しておきたいと思います。...
View Article書評した本: 『維新の影~近代日本一五〇年、思索の旅』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 姜 尚中 『維新の影~近代日本一五〇年、思索の旅』 集英社 1512円 今年は明治維新から150年に当たる。だが、一般的には「ああ、それでNHK大河ドラマは『西郷(せご)どん』なのか」と思う程度の人が大半ではないだろうか。...
View Article春のCMで、「旅する女性」が見せてくれる風景とは!?
春のCMで、 「旅する女性」が見せてくれる風景とは!? 春は旅立ちの季節。CMにも印象的な「旅する女性」たちが登場しています。宮崎あおいさん、そして駒井蓮さん。それぞれが見せてくれる風景とは!? 「謎の旅人」宮崎あおいさん 現在の「職場」は、4校の大学を含め、8つ目となります。自慢じゃないけど(笑)、プチ転職王かもしれません。...
View ArticleNHKスペシャルが伝えた被災地の現実
復興と呼ぶには程遠い NHKスペシャルが伝えた被災地の現実 東日本大震災から7年目の3月11日午後、民放各局が特番を放送した。日本テレビ系「東日本大震災から7年…災害の新常識」。TBS系「震災7年~生死を分ける72時間 巨大地震にあなたは?」などだ。...
View Article書評した本: 門井慶喜 『にっぽんの履歴書』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 門井慶喜 『にっぽんの履歴書』 文藝春秋 1566円 『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞した著者のエッセイ集。誰も触れてこなかった「宮沢賢治の父」に注目したように、独自の視点で歴史や社会を語っていく。元号と政権。大正11年の女子野球部。島ではない竹島。過去に遡って現代を眺める楽しさを知る。 小林紀晴 『見知らぬ記憶』 平凡社 1944円...
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