帰ってきた鼻男 阿部寛主演「スニッファー」の鋭敏な演出
帰ってきた鼻男 阿部寛主演「スニッファー」の鋭敏な演出 あの“鼻男”が帰ってきた! 一昨年の土曜ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」。超人的な嗅覚を持つ華岡信一郎(阿部寛)が、犯行現場などに残されたにおいを嗅ぎ当て、警察と共に犯人を追いつめる異色作だった。21日夜に放送されたのはスペシャル版の新作だ。...
View Article祝「ドラマ24」の50作達成!ジャンプ愛炸裂『オー・マイ・ジャンプ!』に拍手です!
祝!「ドラマ24」の50作達成! 先週23日、ドラマ24『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』(テレビ東京系)が最終回を迎えました。 この作品は「ドラマ24」の枠における、記念すべき50作目にあたります。あらためて記憶をたどってみると、本当にいろいろな作品がありました。...
View Article書評した本: 吉永小百合 『私が愛した映画たち』
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 吉永小百合:著、立花珠樹:取材・構成 『私が愛した映画たち』 集英社新書 821円 約60年の女優活動と120本の映画作品。自身の歩みと出演作について語ったのが吉永小百合『私が愛した映画たち』だ。...
View Article週刊朝日で、大物たちの「転機」についてコメント
たけし、りえ、小泉… 大物の「転機」で芸能界も変化か 「背負ってきたものをいったんおろしたい」 所属事務所にこう申し出たのは、タレントで映画監督のビートたけし(71)。所属事務所のオフィス北野を3月末で退社し、2015年に設立した新会社を4月からの拠点とするという。...
View Article書評した本: 坪内祐三 『右であれ左であれ、思想はネットでは伝わらない。』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 坪内祐三 『右であれ左であれ、 思想はネットでは伝わらない。』 幻戯書房 3024円 フランス文学に「ポルトレ」というジャンルがある。短い文章で人物の肖像をスケッチしたものだ。この評論集の白眉は「戦後論壇の巨人たち」の章だろう。福田恆存、林達夫、花田清輝、竹内好、羽仁五郎、丸山眞男など24人の相貌が鮮やかに浮かび上がってくる。 堀江敏幸 『坂を見あげて』...
View ArticleDocomoのCMで、「欅坂46」長濱ねるさんが・・・
日経MJ(日経流通新聞)に連載しているコラム「CM裏表」。 今回は、docomo「ハピチャン」シリーズについて書きました。 「欅坂」長濱さん クールに返答 2016年4月、欅坂46はデビュー曲「サイレントマジョリティー」で、いきなりオリコン1位を獲得した。同じ年の秋には「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京系)でドラマデビューも果たしている。...
View Article深夜枠「ドラマ24」の意欲的コラボ「オー・マイ・ジャンプ!」
北海道新聞に連載している「碓井広義の放送時評」。 今回は、ドラマ「オー・マイ・ジャンプ!」について書きました。 50作達成の深夜枠「ドラマ24」 意欲的コラボ「オー・マイ・ジャンプ!」 先月23日、「オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~」(テレビ東京―TVH)が最終回を迎えた。「ドラマ24」の50作目となる記念作品だ。...
View Article新感覚サスペンスの収穫「アンナチュラル」
しんぶん赤旗のリレーコラム「波動」。 今回は、ドラマ「アンナチュラル」について書きました。 「新感覚サスペンス」の収穫 先月16日に最終回を迎えた「アンナチュラル」(TBS系)は、1月クールのドラマにおける最大の収穫だった。...
View Article竹野内豊が好演「ミッドナイト・ジャーナル」は良質作品
竹野内豊が好演 「ミッドナイト・ジャーナル」は良質作品 今年開局50周年を迎えるテレビ東京が、春の記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル~消えた誘拐犯を追え! 七年目の真実」を放送した。原作は本城雅人による同名の社会派サスペンス小説だ。 中央新聞さいたま支局の県警キャップ・関口豪太郎(竹野内豊)は、発生した女児連続誘拐事件と7年前の悲惨な事件との類似性に気づく。...
View Article書評した本: 松田行正 『デザインの作法―本は明るいおもちゃである』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 松田行正 『デザインの作法―本は明るいおもちゃである』 平凡社 2482円 私の師匠である故・実相寺昭雄監督の遺品を整理していて、ある本を見つけた。サイズはほぼ新書と同じだ。真っ赤な背表紙の下の位置に四角い黒地が配され、そこに白文字で「チェーホフ全集」とある。...
View Article北海道新聞で、日高晤郎さんについてコメント
日高晤郎さん死去 ラジオ司会者 率直な語り口人気 率直な語り口で道民に親しまれたラジオパーソナリティーの日高晤郎(ひだか・ごろう、本名細谷新吾=ほそたに・しんご)さんが3日午前10時50分ごろ、がんのため札幌市内の病院で死去した。74歳。大阪市出身、自宅は東京都内。葬儀は近親者で密葬を行う。7日までの午前10時から午後4時、札幌市中央区のSTVホール(北1西8)に記帳台を設置する。...
View Article週刊朝日で、「エド・はるみ」修士号についてコメント
エド・はるみはどこへ… 慶応修士号で箔つけてインテリ枠!? かつて「グ~」のネタで一世を風靡し、2008年の流行語大賞も受賞したお笑いタレントのエド・はるみ。そのエドが3月28日、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の修士課程を修了し、修士号の学位が授与された。 〈この2年間、仕事との両立をはかりながら研究をすすめて参りました。(中略)お陰様で何とかやり切ることが出来ました〉...
View Articleアラフィフ俳優が支えたドラマ特別企画「がん消滅の罠」
唐沢寿明に渡部篤郎 アラフィフ俳優が支えた3時間の長尺 2日放送のTBS系ドラマ特別企画「がん消滅の罠~完全寛解の謎~」。原作は第15回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作で、岩木一麻の同名小説だ。...
View Article