書評した本: 『文藝春秋作家原稿流出始末記』ほか
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 青木正美 『文藝春秋作家原稿流出始末記』 本の雑誌社 1620円 古書店主である著者が偶然手に入れた、大江健三郎や安部公房などの生原稿。その後35年にわたって売買していくことになる作家たちの直筆原稿は、なぜ、どのようにして市場へと流れたのか。話は文藝春秋一社に留まらない。文壇、そして出版界をめぐる都市伝説の内幕だ。 永江 朗...
View Article「テレビ局のSNS活用」についてコメント
ドラマ宣伝 若者に照準 SNS活用/拡散力絶大 テレビ局 可能性を実感 若者のテレビ離れが進む中、各局による会員制交流サイト(SNS)の活用がドラマの分野で広がっている。複数のSNSでアカウントを作るのは当たり前。工夫を凝らす挑戦からは、新たな可能性も見えてくる。...
View Article産経新聞で、「番組関連本」について解説
「ブラタモリ」シリーズ、累計100万部突破 番組と出版社、ヒット“両得” ■ファンの購入見込み 出版不況といわれる昨今、NHK総合の紀行番組「ブラタモリ」の公式本(KADOKAWA)が、今秋発売された13、14巻で、シリーズ累計100万部を突破した。人気の理由は潤沢な番組写真と丁寧な編集。番組関連本の出版が続く背景には、テレビ局と出版社の利害の一致がある。(三宅令)...
View Article週刊新潮で、ドラマ「僕坂」の加賀まりこさんについて解説
「僕坂」で好演の加賀まりこ、 現実でも愛猫と生活 本人語る 「嵐」の相葉雅紀主演の連続ドラマ「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系)。動物病院を舞台に獣医の相葉、看護師の広末涼子らと、動物や飼い主たちとの心の交流を描く物語だ。 初回視聴率は6・6%、2回目は5・4%と、テレ朝の金曜23時15分からの枠としては、やや苦戦が続く。...
View Articleドラマ「大恋愛」 ムロツヨシの底力発揮はこれから
ドラマ「大恋愛」で好評 ムロツヨシの底力発揮はこれから ドラマ「大恋愛」(TBS系)は、若年性アルツハイマーのヒロインと彼女を支える男の物語だ。下手をしたら陳腐なドラマになるはずだったが、違った。...
View Article愛すべき怪優「ムロツヨシ」と、ドラマ『大恋愛』の魔法
愛すべき怪優「ムロツヨシ」と ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』の魔法 「愛すべき怪優」としてのムロツヨシ いきなりですが、ムロツヨシさんの話です。思えば、もうずいぶん長いこと、ムロさんに楽しませてもらってきました。 初めて意識したのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)でしょうか。...
View Articleデイリー新潮で、「後藤久美子」について解説
「後藤久美子」が23年ぶりに女優復帰 演技力は?でも大御所から大人気のナゾを解く 第1作(1969年)の公開から来年で50周年ということで「男はつらいよ50...
View Article週刊新潮で、元NHK「登坂アナ」について解説
セクハラ騒動の登坂淳一、 なりふり構わぬ姿 バラエティで下ネタも かつてのお堅いイメージは、どこへやら。端正な公家顔から、NHK時代は“麿(マロ)”の愛称で親しまれた登坂淳一アナ(47)。フリーになって早々にセクハラ問題でミソを付けた。 復帰を目指し、なりふり構わずか、バラエティ番組では、なんと性に目覚めた時のことまで告白。これには、あのマツコ・デラックスも大仰天で……。...
View Article書評した本: 中川右介 『1968年』
週刊新潮に、以下の書評を寄稿しました。 新たな切り口で「1968年」を再構築する一冊 中川右介『1968年』 朝日新書 983円 中川右介『1968年』は、新たな切り口で68年を再構築する試みである。 世界的な「闘争の年」と呼ばれたが、仏の五月革命も日本の学生運動も敗北していく。一方、現在の状況から見て、この頃に勃興したサブカルは「革命」として成就したと著者は言う。...
View Article小野莉奈&吉田羊が好演 「中学聖日記」支える“裏ヒロイン”
TBS系「中学聖日記」 ドラマを支える裏ヒロイン 有村架純主演「中学聖日記」(TBS系)が、ようやく落ち着いて見られる内容になってきた。物語が「3年後」へと移ったからだ。 何しろ、これまでは設定にやや無理があった上に、「禁断の恋」だ、「純愛」だと宣伝した分、「淫行か?」などと予想以上の反発をくらった。...
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